ババオラムとサバランの違いは?意外と知られていないことあります

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ババオラムという名前はなんとも不思議な言い方です。

ラム酒を使ったデザートで、上にシャンティのクリームを飾ったデザートです。それも形がいくつかあります。

大型のものから、小型のものまで、それでついている名前も違っています。

このデザートの起源が18世紀までさかのぼり、東欧からきたものですが、その美味しさでフランスでもレストランのデザートとしてメニューに入っていますし、イタリアでも人気のお菓子になりました。

その形と大きさもそうですが、作り方はラム酒のシロップの付け方が、シェフで違っています。

では早速、ババオラムの起源から、サバラン(サバランオラム)も一緒に見てみましょう。

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ババオラムの起源はどんなものか

色々な説がありますが、ある説によると18世紀の前半に、ポーランド王のスタニスラス・レスジンスキーがこのババオラムを偶然に作ったと言われています。

ポーランド王レスジンスキー

この王はルイ15世の義理の父で、フランスの東部のナンシーにいた時に、アルザス地方のお菓子のクグロフを食べたものが発祥と言われています。

食べたクグロフが乾燥していたので、トーカイという白ワインに漬けて柔らかくしろと料理長の二コラ・ストーレー(Nicolas Strohrer)に命じて作らせたのが始まりということです。

それから白ワインのトーカイの代わりにラム酒が使われるようになったということです。

その他の説は、トーカイワインではなくマラガワイン( Malaga)にクグロフを浸したともいわれています。

クグロフはもともと、クリスマスの時期に作り食べられていました。

クグロフは直系8cmくらい~25cmくらいまで色々。

欧州で他の国のイタリアでは、パネトーネがあります。

パネトーネは通常直系が20cmくらいで、クグロフに比べてどっしりかんがなく、かふかで柔らかいです。

どちらも円形の筒の大きなスポンジのケーキです。ポーランドではイースターの頃に食べるお菓子があり、バカ(babka)と言います。クグロフに似ていますが、バカは中に干しブドウながは入っていません。

バカの写真がありませんので、リンク先で参照してください。

参照先 https://fr.wikipedia.org/wiki/Babka

パリの老舗のパティシエ店ストーレー

ポーランド王の料理長ストーレーがパリでケーキ屋さんを開いて、いま現在もババオラムを作っています。こちらのお店は歴史建造物に指定されています。

シュトラー(フランス人が文字を見て発音すると、間違いなく、シュトラーになりますが、日本の雑誌ではストーレーと書いています)

ストーレー(Stohrer)は、1730年に作られたパリで一番古いケーキ屋さんです。

元祖のババオラムだけあり、ババオラムも種類があり、この日はババのシャンティイクリーム載せを買ってきました。

ババオラム

味は繊細です。また、ババオラムの他に、アリババがあります。

アリババ

アリババはあまり知られていませんが、ババ生地にクレームパティシエールを乗せたケーキです。

ラム酒づけのババ生地とクレームパティシエールのマッチングは、このアリババだけです。

ケーキはババオラム以外にもいろいろおいてあります。

お店のケーキの箱

住所は  51 Rue Montorgueil 75002 Paris

ホームページ https://stohrer.fr/

では、次にババオラムとサバランオラムの違いについて見てみましょう。

ババオラムとサバランオラムの違いと形

ババオラムを食べたいと思って、ケーキ屋さんへ行くと、サバランと書かれていて、「あれ?なんでサバラン?」と思ったことはないでしょうか。

自分ではババオラムを食べているつもりなのに、サバランってなんなのと不思議に思います。

ババとサバランもどちらも型に入れて焼きます。ババ生地の素材はサバラン生地と一緒なのですが、型の大きさが違います。

【サバラン型】

ババを大人数で食べるときには、サバラン型で作ります。直径が20㎝とか30㎝くらいのものです。

【ババ型】

こちらのような直径が短いのをババ型と言います。でもサバラン型と書いているので、混同してしまいそうですが、こちらはババです。

サバランオラムと、ババオラムの違いは、同じドーナツ型で作っても、一人用か大人数用に作るかの違いで、生地の材料は一緒です。

ババオラムの形

ドーナツ型の直径の違いで、サバラン型とババ型をみましたが、もう一つのババの形があります。

先ほどのストーレーのババオラムもそうですが、ババオラムはドーナツの丸型だけではなく、細長の縦長円形もババオラムといいます。

円柱の中にババ生地をいれて発酵させて焼きます。

あとは、ババと同じくラム酒につけてシャンティイーのクリームを載せます。

こちらも、ババオラムですが、丸型ではなく、細長のババオラムです。

また、レストランでなら、上のような綺麗なシャンティイクリームがついてきますが、ケーキ屋さんで買うとこんな素朴なものです。

たっぷりとラム酒を含んでいますので、切り開いてもスポンジケーキがしっとりしています。

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まとめ

いかがでしょうか。ババオラムをまとめました。

ババオラムは、ラム酒を使って作ります。またレストランのメニューには載っていますが、カフェではあまりありません。

ババオラムを出すときに、テーブルまで持っていきお客さんの前でラムをかけて出しますので、値段が高くなるというのもあります。

このババオラムは↓、カフェで出てきたものです。ババはスポンジではなく、フランスパンで作ったものです。味は悪くはりませんが、ふっくらしたババオラムでないので、ちょっと残念です。

フランスのロック歌手のジョニー・ハリデーさんはババオラムが大好きだったそうです。

シャンティイクリームとの相性はバッチリで、上のオレンジが添えてあったりで、いかにもおいしそうです。

ご参考になれば幸いです。

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