フレンチデザートの定番!丸ごとりんご~残りものまで徹底紹介

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フランス料理を食べた最後にコースを締めくくるデザート!

前菜やメイン料理もわくわくして食べますが、デザートはやはり別腹でお腹が一杯でもつい食べてしまいますね。

デザートといえば、丸ごと果物でいただきたいですね。焼いたりシロップで煮詰めていて、しかも形が果物が綺麗です。

また定番のクラシックなデザートとして、残りものを使ったパンなどのデザートなど、伝統をいかしつつ飾り付けが工夫されています。

カテゴリー別にピックアップしましたので、早速みていきましょう。

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フレンチデザートの定番

丸ごと梨のデザート

まずは丸ごとの梨のデザートです!

『ポワール・ベル・エレーヌ』

ポール・ボキューズ氏がレストランを開いた頃の、クラシックな定番といえば、この〚ポワール・ベル・エレーヌ〛でした。これもなぜ「ヘレン(フランス語でエレーヌ)」なのか?ですよね。。。

ベル・エレーヌは洋ナシのヘタをとらないで、鍋に砂糖のシロップで煮てやわらく煮て、お皿に盛り付ける時にビスケットの上に倒れないように置いて、その上からチョコレートをかけたものです。

梨が倒れないように飾りつけるのが難しいのです(^^♪

ですので、梨を半分に切って↓この様にに生クリームを台にして飾りつけて、溶かしたチョコレートを添えるのは無難です。

もしくは、このように横にして、チョコレートをたっぷりかけるというのもあります。いずれも、これら二つは、ベル・エレーヌではなく、〚ベルエレーヌ風〛となっています。

ポワール・ベル・エレーヌ(poire belle-Hélène 洋梨のベルエレーヌ)

何故、ベル・エレーヌと言わないかは、しっかりと立っていないからで、横にしておいてあります。そんな時は〚ポワール・ポシェ〛と言います。この表現は梨の形がポシェット(袋)のように袋の形を言っています。

『ポワール・ポシェ』

ポワール・ポシェのキャラメル味なら〚poire pochée au caramelポワール・ポシェ・オ・カラメル 洋梨のキャレメルシロップかけ〛です。

赤ワイン煮込みなら〚poire pochée au vin rouge ポワール・ポシェ・オ・ヴァン・ルージュ 洋ナシの赤ワイン煮込み〛と言います。

ポワール・ポシェ・オ・ヴァン・ルージュ 洋ナシの赤ワイン煮込み

同じく洋ナシの赤ワイン煮込みで、赤ワインの色目をもっと強くして、その上で軽く香辛料を加えた、ちょっとビターな味わいにしたデザートです。

ポワール・ポシェ・オ・ヴァンポワブレ・エ・オ・ゼピス 洋ナシの赤ワインと香辛料煮込み

この「ポワール・ポシェ」はワインで煮込んで、そのままワイン煮込んだワインと共にでてくるか、ワインなしででてくる場合もあります。

赤果実で煮込んで、外に色目をつけて二つに割り、赤果実とアイスクリームを添えて、最後にチョコレートを上からかけてるいう演出もありですね。

最後にチョコレートを上からかけると、またプレゼンが違いますね(^^♪

手間がかかるデザートですので、カフェ料理というより、レストラン料理です。美味です(^^♪

林檎のデザート

『ポム・オ・フール 』

は焼き林檎です。

林檎の皮を剥かないで、まるごとオーブンで焼きます。

林檎の下側を切って倒れない様にして、ヘタを切り抜いて皿に並べ、バターと砂糖とハチミツを別の鍋でまぜてキャメル状態にしたものを、並べた林檎にかけてオーブンで焼きます。

林檎は、皮ごと焼くと型くずれもしないのと、ジューシーさがのこり、暖かい林檎に生クリームを合わせて食べると美味しいのですね。

ポム・オ・フール(pomme au four 林檎のオーブンで焼き)

フランスでは、梨は好き嫌いがあるので、〚ベル・エレーヌ〛がそうメニューにのっていないというのもあるのですが、その点、林檎は嫌いという人が少ないですよね。

『クルスダッド・オ・ポム 』

は焼き林檎で、周りがパイ生地で中がすりリンゴです。

パイ生地の中にすりリンゴを入れてオーブンで焼きその上に砂糖をまぶします。

バターと砂糖で味付けしていますが、ショソン・オ・ポムにすりリンゴの部分が似ていますが、パイ生地で焼き上げているので、歯ごたえのある食感です。

croustade aux pommes(クルスタド・オ・ポム)

『タルト・タタン 』

は林檎のタルトですが、林檎のタルトとの違いは、キャラメルで炒めているところです。

パイ生地を型のかぶせてオーブンで焼きあげるので分厚いのですね。

キャラメル味なのに、さらに生クリームと一緒に食べることが多いです。

タルト・タタン(tarte tatin)

同じタルトタタンですが、シャンティイ添えです。レストランのタルトタタンで、プレゼンがやはり違いますね。焦げない位にキャメルが焼かれて美味しいです。

タルト・タタン(tarte tatin)

リンゴも好きな人が多いですが、イチジクも人気の果物です。

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イチジクのデザート

リンゴやナシ以外なら、丸ごとのデザートといえば、イチジクですね。

『フィーグ・ロティ』

ロティ・デゥ・ブフ(牛肉の丸焼き)とは牛肉料理でよくききますが、果物にもロティといいます。

「フィーグ・ロティ」は、イチジクをオーブンで焼いたものですが、型崩れがしにくい果物です。上から切れ目をいれて、白い色がでてアクセントがつきます。

飾り付けに、ブラウンシュガーを添えています。

『フィーグ・ロティ・オ・ヴィン・ルージュ』

梨のポシェと同じ要領ですが、イチジクは、ポシェとは言わず、煮込んでもロティです。

こちらは赤ワインで煮込みで、付け合わせはシャンティイのクリームです

管理人の一押しの果物の丸ごとのデザートで~す。

卵系

『クラフティ・オ・スリーズ』

はサクランボのクラフティです。クラフティは日本ではあまりデザートとして登場しませんが、フランスでは根強い人気がある卵と小麦粉の素朴なデザートです。

中にいれる果物はサクランボが多いですね。

クラフティ・オ・スリーズ (Clafoutis aux cerises サクランボのクラフティ)

『カヌレ』

カヌレは、牛乳、卵の小麦粉の素朴な焼き菓子ですね。ボルドーが発祥の地と言われています。

カヌレ (canelés カヌレ)

『クレーム・カラメル』

クレームキャラメルです。

クレーム・カラメル(crème caramel クリームキャラメル )

生クリームとチョコレート系

ティラミス』

ティラミスです。

牛乳の他にマスカラポンチーズを使っています(^^♪

ティラミス (tiramisu ティラミス)

いまティラミスは、大皿で作って、切ってお皿にのせるより、上のガラスの容器にはいっている方が多いです。

パイ生地

『パリ・ブレスト』

は、アーモンドとヘーゼルナッツのムスリムクリームが固めのシューの中にたっぷりとあります。上部には粉砂糖とアーモンドスライス添え。

パリ・ブレストの名前がついたのは、パリとブルターニュにあるブレスト間の自転車競技の優勝者に王冠の形に焼いて進呈したといわれているのが、一番の有力説です。

パリ・ブレスト(Paris-Brest)

パリ・ブレスト(Paris-Brest)

中に入れるムスリムクリームですが、ピスタチオ味です。

パリ・ブレスト・ア・ラ・ピスターシュ(Paris-Brest à la pistache)

『ミル・ファイユ』

はミル・フィーユです。

意味が、〚1000枚の葉〛です。パイ生地が何重にもなっているので、そう呼ばれています。特に良質なバターで良し悪しが決まりますね。さっくり感が難しい、3層構造の職人芸です。

ミル・ファイユ(mille feuille ミルフィーユ)

ババ・オ・リューム

〚ババ・オ・リューム〛

はラム酒のスポンジケーキです。

煮込んだラム酒とシロップにスポンジケーキを漬けて、乾燥させてから、生クリームで飾りつけをします。

ババ・オ・リューム (baba au rhum ババ・オ・ロム ラム酒のスポンジケーキ)

上のババ・オ・ロム ラム酒のスポンジケーキが正式な作り方ですが、コスト削減で、フランスパンの残りを使ったのは↓のようになっています。

ババ・オ・リューム (baba au rhum ババ・オ・ロム ラム酒のスポンジケーキ)

残り物系

〚パン・ペルデゥ 〛

は、前日に残ったフランスパンを無駄にせずに使うという考えのデザートです。卵、砂糖、牛乳をバターをひいたフライパンで焼いたお菓子で、アイスクリームとジャムと一緒に食べると美味しいですね。

パン・ペルデゥ (pain perdu あまりパンのお菓子 )

パン・ペルデゥ (pain perdu あまりパンのお菓子 )

『リ・オ・レ』

あまりご飯のお菓子です。〚パン・ペルデゥ〛と同じく、残ったご飯を牛乳で煮込んで、少しバニラで風味をつけたデザートです。

欧州でご飯のデザートなんてないのかと思っていましたが、スペインのカタロニア地方にも、〚クレーム・カタロン〛と言って、このリ・オ・レと同じ作り方をしているデザートがあります。

リ・オ・レ (riz au lait あまりご飯のお菓子 )

まとめ

いかがでしょうか?フレンチデザート!

定番のデザートは、丸ごとの果物から、残りものを使って作るデザートまでバラエティーに富んでいます。

リンゴやイチジクの丸ごとデザートはレストランでよく出てきます。ポシェとロティの名前の付け方が「梨」と、「イチジク」では違うことがわかります。

はっきりとした決まりがなく、伝統や習慣でつけていると言えそうですね。

ただ、どちらも綺麗なのには納得です。

ロティもポシェも材料の果物とワインさえあれば、梨もイチジクも鍋でできてしまいます。オーブンで焼くよりは簡単ですし、プレゼンが綺麗ですね。

レストランで食べると結構な値段ですので、家で作れると経済的です。

ご参考になれば幸いです。

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