フランス人と結婚する前に知っておくべき!フランスの結婚事情とは?

スポンサーリンク

管理人の旦那さんはフランス人です。結婚してある程度の年月が経っていますが、今だ離婚もせず仲の良い夫婦関係を保っています。

旦那さんとは日本で知り合い、熱烈な恋愛を経て日本で結婚をしてフランスへ来ました。

この記事をご覧になっているあなたも「フランス人と結婚したい」気持ちがあるのではないでしょうか。

ただ日本では結婚「する」か「しない」かの違いしかありませんが、フランスでは籍を入れる結婚以外にも、同棲生活を合法化する方法があります。

またフランスに来てから(日本へも)夫婦関係が悪くなり、離婚に発展する場合はあります。管理人も離婚を決断した夫婦を見てきました……。

そんなこともあり「フランス人との国際結婚する」ことがどういうことなのか、結婚制度や結婚手続き、フランス人の結婚観などじっくりお伝えできたらと思います。

ワーホリでフランスに行って「出会い」があるかもと考えている方にも参考になる事があるかもしれません。

ではフラン人との結婚について早速みてみましょう(^^♪

スポンサーリンク

フランスの結婚制度

まずフランスの結婚制度には、日本にはない、籍を入れないで同居しても子供を産む「同棲」も含めて、制度としては

  • 結婚
  • パックス
  • 同棲

の3つがあります。

それぞれの状況を以下にご説明します。

結婚(Mariage)

正式な結婚は、市役所(Mairie)で挙式を行い成立です。市長や区長の立ち合いの元で行なわれ、披露宴は別物です。

どんなカップルが?

連帯債務や子供の扶養義務がでてきますので、長期的な共同生活を送ることを決意したカップルです。

フランスでは税金の申告も世帯ごとに行いますので、納税額を減らすために、高収入な人が低収入な人と結婚するという事もあります。

そして、パックスをして共同生活が大丈夫と確信してから結婚へ至るという例も多くありますよ。

パックス(PACS)

結婚程の正式さはなくても、共同生活をしていることを認めた制度です。

元々は、同性愛者の人達に考案されたのですが、解消するのも簡単なため、結婚する前のお試し期間とも言えるでしょう。

どんなカップルが?

結婚をする程長期的な展望を持っていませんが、結婚と同じく節税も考えてパックスをするというカップルです。

また付き合っている相手が外国人の場合だと、書類の審査後に滞在許可書が相手の外国人に交付されますので(書類審査の為確実ではりません)、労働許可を目的に行うカップルもいます。

同棲(Union Libre)

書類の提出をする事なく、同棲しているカップルに子供が生まれれば、親子の関係が法的に認められると言うものです。

フランスではパックスをすることなく、同棲生活をしているカップルも多いですよ。

どんなカップルが?

二人の愛を制度で計りたくなく、節税にこだわらないカップルです。またフランスでは婚外子に対する偏見もないので、子供の教育や面倒をみて親の扶養義務も果たして、入籍はする必要がないと思うカップルですね。

代表的な例として、前フランス大統領のオランドさんとロワイヤルさんのお二人です。オランドさんとロワイヤルさんはこの「同棲」で4人の子供を育てました。一度はパックスもしたようですが、結局結婚に至らずに別れました。

同棲というと日本では、社会的な地位が低いカップルをイメージしますが、この二人はエリート校(エナ)卒業の政治家です。ですので同棲を選択するカップルが社会的に地位が低いわけでもない典型例です。

結婚とパックスの割合

では、フランス特有の制度の〚パックス〛がどのくらい社会に浸透しているのかを見てみましょう。

パックス導入は2006年でした。最初の統計が取れた年の2007年と2016年の件数は以下のようになっています。

2007年には➡結婚が27万4千件に対し、パックスが10万2千件。

2016年には➡結婚が23万2千件に対し、パックスが19万1千件。

下記のグラフで見ると、結婚(赤ピンク色)が減って、パックス(水色)がこの10年で伸びてきているのがわかりますね(^^♪

出典元: 国立統計経済研究所https://www.insee.fr/fr/statistiques/2381498

統計で見る限り、パックスの制度はフランスにしっかりと定着していると言えるのではないでしょうか。

では具体的にパックスと結婚の手続きの仕方を見ていきましょう(^^♪

スポンサーリンク

結婚手続き

結婚とパックスについては、必要書類を揃えて、役所(Mairie)と裁判所(Tribunal de grand instance)にそれぞれ提出します。

日本と違う点は、結婚の場合に役所の掲示板に、カップルが結婚しますという「張り紙」が10日間公示されます。

これは重婚を避けるために考案されての事なのですが、掲示版を見て、「この人俺の奥さん」とか言う人がいないかを見極める期間なのですね。

異議申し立てもなければ、役所から挙式の案内がきて、市長や区長の仕切りで挙式となります。

パックスの取扱い機関は役所ではなく裁判所で、書類の受理と同時に手続きが完了となる場合もありますが、住んでいる地域により受理期間が違います。

結婚の手続きについて

フランスでの婚姻手続きについては、在仏日本大使館のホームページを参照ください。法廷翻訳等の必要書類がわかります➡在仏日本大使館 フランスでの婚姻手続き

管理人は日本で婚姻手続きをしました。フランスには戸籍がない代わりに、家族手帳(livré de famille)があります。

この家族手帳は日本のフランス領事館で受け取りました。結婚した両名の名前が記載されています。そして子供が生まれれば、出生と共に子供の名前が記載されていきますよ(^^♪

結婚やパックスをするとフランス国籍とはならなくとも、滞在許可が下り、就労ができるようになります。

まずは滞在許可証の申請ですね!申請して問題がなければ滞在許可証が交付されます。

労働許可証の交付

フランス人と結婚すると滞在許可証が交付されます。初回が1年間有効のもの、そして3年もの、最後に10年ものとなって行きます。

それに対しパックスでは交付は必ずというものではありません。最低1年間の同居を証明して書類審査に通過する必要があります。

また交付に要する期間は申請件数によりかなり違いがあります。期限内に滞在許可証が更新がされない場合は「récepicé レセピセ」といって、仮の交付書を発行してもらいましょう(^^♪

下記の滞在許可証(Titre de séjour)は10年ものです。一度10年ものが取得できると、インターネットで更新の申請ができますので、何度もお役所まで足を運ばなくて済むようになりますよ。

Titre de séjour は滞在許可書ですが、労働可と書かれており、労働許可証とも言われます。

これまで「結婚制度」や「結婚手続き」ついてご紹介しましたが、日本とは違うことがおわかりになると思います。

これからご紹介する「結婚観と仕事」についても、日本の習慣とは違います。引き続きご覧ください。

スポンサーリンク

結婚観と仕事と夫婦関係

共働きが普通

パックスにしろ、結婚にしろ、フランスでは二人で一緒に家族を築くという考えが強く共働きが普通です。

日本であれば、女性が収入のある男性と結婚すれば「専業主婦」をするというのが一般的ですが、フランスでは男性が高収入であれば、女性も高収入な場合が多いです。

ですので、奥さんが働くのは家庭が「貧乏」だからでありません。「共働き」には貧乏のイメージがなく、女性が能力を生かした仕事をして社会的な地位を得るのが普通なのです。

先ほどのオランドさん(前大統領)の奥さんのロワイヤルさんのように、結婚後も女性が要職について、出産後もそのまま要職についている場合が多いです。

勿論現在は就職難で、片方のみの収入では生活がし難いから二人で働くという面もありますが、お互いが収入を家にもたらし、家事を分担するというのが普通です。

働くことで社会参加の意義がありますので、親の収入が良く、何不自由なく生活できる状態であっても、「社会的に参加していしていない人を低くみる」傾向があります。

人道的なNPO法人でボランティア活動をするなど、社会貢献をしている人も多いですね。

またフランスでは、出生率が上がるように、

  • 妊娠を理由に職場で解雇されない
  • 出産前後の4か月は給与の一部が保障されている

など、出産で女性の立場が職場で不利にならないように、法律で保護しているのも特徴です。

また子供を産んでからも働き続けられるように、子供の託児所やベビーシッターが使えるようになっていますので、欧州のなかでもフランスは出生率の高さを誇っています。

結婚しない人

フランスでは共働きが一般的で、お互い自分の主張があり共同生活をしていますが、中には勿論結婚しない人や、したくない人はいます。

日本人でならジャニーズ事務所の「中居正広さん」は、結婚することで特に得るものを感じないので、独身生活を続けると言っています。

フランスでも、今の生活を変える気もないし、高収入であれば離婚をして、財産分与でもめて、財産を減らしたたくないと考える人は確かにいます。

付き合っていても、「はっきりしない人」もいますので、その時点ではっきりしない人は、後で変わると思ってずるずる付き合うと、後で被害が大きいかもしれません。。。

財産分割

日本で結婚してフランスへ来ても、フランスで結婚しても、夫婦の財産については自動的に取り決めされてます。結婚して特別に何も申告しないと、法律で自動的に以下のようになります。

  • 結婚前の双方の財産はそのまま
  • 結婚後の財産は、双方に収入の差があっても同等に共有

となっているのですよ。

結婚して、二人とも収入があり安定した生活を送っていれば心配はないのですが、もし離婚になり、結婚してからの二人の貯蓄が増えなければ、何も手にすることなく別れることになります。

フランスでも女性の収入は男性より一般的に2割から3割低いことと、日本人で仕事を見つけるには、フランス語のレベルアップと、CVなどの周到な準備が大事になってきます。

そして、結婚をすることで、国籍を取得する場合もありますが、将来が不透明な場合は、今一度考慮した方が良いですね(^^♪

国籍

パックスでは認められませんが、フランス人と結婚して国籍はどうなるかと言うと、日本人は結婚後4年経過するとフランス国籍を申請して取得できます。

しかし、日本では外国の国籍を取得すると、自動的に日本の国籍を剥奪されます。先進国の中でもこのように、外国の国籍を取得すると自国の国籍を剥奪される国は稀です

ちなみに管理人は日本国籍をずっと保持しています。フランスにいる限り日本人パスポートでどこの国にも行けますので、不自由と感じだことはありません。

また結婚で10年ものの滞在許可証があり、就労ビザともなっており仕事もできますので、国籍の取得は考えていないのです。

フランス国籍を取得する場合は、発展途上国の出身者の方が多いように思います。管理人の周りの日本人でフランス国籍を取得した人は一人だけです。

この友人は、一度離婚をしたのですが、フランス語が非常に堪能な女性で、収入も多く欧州企業で勤務しています。

離婚後にもずっとフランスに住み続け、家を購入して一人で暮らしていくには、「10年ものの滞在許可書」と同様に「フランス国籍」も必要になってくるでしょう。

ただ、結婚をする前に離婚になるかはわかりませんが、家族の問題や風習の違いで、離婚をするカップルもいるのが現実です。

スポンサーリンク

次の章を引き続きご覧楽下さい。

離婚

離婚などしたくてするカップルもいませんが、フランス人と日本人の組み合わせでいくと、日本人女性とフランス人男性の組み合わせが多いようです。

フラン人女性と日本人男性は破局が来やすい要素があると言われています。

男女の組み合わせ

「フランス人女性と日本人男性のカップルは日本へ行くと破局を迎える」と言われています。

理由は日本企業からの派遣でフランスに滞在している日本人男性とフランス人女性が知り合い、日本本社へ戻ると、また残業型の仕事生活に戻り、フランス人女性が我慢できないと聞きました。

また、フランス人女性が日本人男性の実家に帰省する際に、男性のお母さんが寝室にノックもしないで入ってくるなどがあるようです。個人の生活を尊重する生活を無視するような「嫁扱い」にフランス人女性は我慢をしたくないようです。

全てのカップルがそうなると言う事ではないのですが、そんな事を見聞きして、カップルでは「日本人女性とフランス人男性の組み合わせ」が多いと感じています。

それでも離婚になると、書類上の手続きでは、結婚の場合に協議離婚でも「離婚協議書」を弁護士に作成を頼まないといけなくなります。

日本でなら役所に書類1枚を提出で済むのに、フランスでは簡単にはいきません。協議離婚以外でなら、裁判所行きになります。

その点パックスなら片方が解消を申告するだけでOKですので、パックスをするカップルが多いのですね。

しかし、パックスは解消が簡単ですので、フランスでパックスをして生計を共にしていたのに、いきなり解消になるリスクもあります。そうなる場合も考えて収入は確保しておきたいところです。

パックスでも結婚でも、知り合ってから雲行きが悪くなる例をご紹介します。

親の家での生活

日本で知り合って仲良く過ごしていたのに、フランスに来てからも良い関係がつづくようには、収入を安定して確保していかなといけません。

日本では収入があったのに、フランスに来てから仕事が見つからなかったり、家族の干渉があったりと、いろいろな要素があります。

日本でフランス人と知り合う場合に、フランス人が本社から「expatrié エクスパトリエ」という待遇で派遣されている際に知り合うケースがあります。

その間は社宅補助や福利厚生などで、超豪華な社宅が提供されているのですね。

ところが、フランスに戻ると待遇はガクンと下がります。

またワーホリで日本に来ているフランス人と結婚して、フランスへ来てからフランス人が仕事がないから、両親の家に同居するなどという事もあります。

そうなると肩身が狭いのは勿論のことですし、無収入の間に貯金を食いつぶすことになる可能もあります。

ですので日本からフランスへ行く時に、仕事の確保はしていきたいです。

パックスではなく、結婚をする事で労働許可が下りていても、フランスに進出している日本企業に就職するのは狭き門です。仕事の機会が少なく、収入がないことで社会的地位を確立できないということがあります。

仕事がないので、家事だけはすごく一生懸命にやっていても、お手伝いさんの延長としか思われない場合もあります。結婚相手から評価されないことで、家族全体から評価されなくなるような残酷な状態へ発展するのは避けたいところですね。

知り合った時に、「ジュテ―ム」といわれて、夢いっぱいだったのは、どこのカップルでも同じですが、年月の経過と共に、相手の中の自分の位置が低くなっていく事があります。

住む国の選択だけにもよらないと思いますが、社会的なステータスはフランスでは大事なことですね。

離婚するカップル

管理人のまわりのフランス人と日本人のカップルで、別れたケースは二つあります。

ひとつがフランス人の男性医師で、女性が無職の同棲カップルでしたが、奥さんが子供を連れて日本へ戻りました。

日本人女性のお父さんは日本で開業医で、フランス人の旦那さんも開業医でした。

フランス語があまり上手くない奥さんがフランスで仕事を見付けらなかったことで、フランス人の旦那さんは、「仕事を自分でみつけられない」女性と結婚はしたくなかったと言っていました。

彼にしてみれば、社会的にもっとステ―タスを感じる女性となら婚姻届けを出したかったと言っていました。奥さんと子供は日本へ戻りましたが、フランス人男性は生活費は送り続けています。

別のカップルは、子供が小さい頃に性格の不一致で離婚をして、それでもお互い子供の為に近所に住み、子供を隔週で育てるいました。そして子供が高校生になって頃に、日本人の奥さんが経済解雇で仕事がなくなり、日本へ戻りました。

また、フランスではカップルは、どこにも一緒に外出するのが多いです。友人宅で「パーティ」がよくあります。日本でなら、「あなた日本語は話せるの?」など、ゆっくりと話かけてくる親切な人がいますが、フランス人がゆっくりと話すのは最初の1分だけです。

子供が生まれてからも、夫婦単位での行動が多く、友人同士で会うときにも夫婦だけではなく、子供と一緒に友人宅に行って食事をすることが多いです。

いつも夫婦単位で呼び合う習慣なので、それに慣れるのも大変という場合で「フランスうんざり」になり日本へ戻る人もいるのですね~。

その他には、

働かない夫の場合

これは、日本でもフランスでもというより、世界中できっと同じくらいの割合でいるのかと思いますが、管理人の知り合いで、働かないフランス人と結婚した人がいましたが、大変そうでした。

その日本人女性はその働かないフランス人男性と財産でももめることもなく、離婚しましたが、働かない人は以前も将来も働かないようですので、結婚するのはどうかと思います。

まあ、このような「働かない人」の状況はどこの国でも一緒と感じますが。

浮気

浮気というと、フランス人は得意分野と思う方も多いかもしれませんが、どこの国でも一緒ではないでしょうか。

フランスでも日本と一緒に出会い系サイトがありますし、高収入な人ならそんな機会が多いようで、でも国民性というまでもないと感じます。

ただ浮気をしても、家庭には「お金を入れている」ので離婚しない人もいますので、そこは個人の判断ですね(^^♪

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やはり日本とフランスでは、相手に求めるものの「差」がありますね。労働からくる社会的ステータスは実際にかなり違うと感じます。

また、知り合った頃から何年か何十年かして、育った家庭環境が人格に反映される場合も多いですね。

自国の習慣から相手の国での生活習慣に合わせられると生活は楽になると感じます。

ただ家族が増えていくと、その分だけ気遣いが多くなり、仕事だけしていれば、また家事だけしていれば評価されるというわけではありません。相手の親の干渉や国の風習も考慮に入れないと離婚に発展してしまいます。

ただフランスではフランス語ができるようになると、仕事のプレッシャーは日本よりずっと少ないので、生活は快適になるでしょう。また最低限の収入も確保できることで、親の干渉もかわせるようになっていき、楽しく結婚生活ができるようになっていくはずです。

ご参考になれば幸いです(^^♪

パリで暮らすことになり、生活費はどのくらいになるか調べている方もいらっしゃるでしょうか? 東京もそうですが、フランスの首都であるパリは...
結婚は、いい時はラブラブで、気持ちもルンルンです♪ 縁あって他国の人と結婚する「国際結婚」ももちろん同じです。 ですが、国際結婚は日本...
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

合わせて読みたい記事