フランスの伝統菓子の種類!カヌレ他各地の16種の魅力をご紹介

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フランスの伝統菓子はフランス各地の特色があり、その中には何百年と継承されてるお菓子もあります。

今でこそ砂糖も簡単に手に入りますのでデザートを作るのは簡単ですが、伝統菓子ができたころには重要なたんぱく質の補給源として作れらたものもあります。

伝統菓子の種類も、基本的に小麦粉とバターと砂糖を混ぜて焼いたお菓子が多いですが、卵の卵黄だけ使い、残りの卵白でつくったメレンゲのお菓子もあります。

まさしく無駄なく使わていますし、ほぼ同じ素材で作っても、その中にジャムやラム酒を入れたりと、地方によってもちろん呼び名も違い、味も微妙に違っています。

その他に形も複雑なものがあります。

伝統菓子は、飾り付けがアーティスティックなレストランで出てくるデザートとは違います。見た目は華やかではありませんが、各地の素材を使って作られているから、何百年も継承されているということですね。

では早速フランスの伝統菓子の種類と名前をご紹介します。

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フランスの伝統菓子の名前

カヌレ

ボルドーのお菓子です。中がしっとりとして、外側が噛み応えがある事で、内側と外側が対照的になっているのが魅了なお菓子です。

小麦粉と卵と牛乳をまぜて、型に入れて焼き上げたお菓子で、ラム酒やバニラの香りを引き立てています。

現在は各地で作られていますが、ボルドーで作られたカヌレの特徴として、銅製の型で焼き上げられていることで、外側が程よく固くキャレメルで噛み応えがでています。

そこが本家の特徴ですね(^^♪

カヌレの材料などはこちらの記事へ詳しく書きました↓

カヌレとクグロフは、遠くから見ると確かに同じ形に見えるとも言え、似ているお菓子です。 型の形が似ているからですね。 とはいえ、片...

カリソン・デクス

プロヴァンス地方のお菓子です。アーモンドを粉にした「アーモンドプードル」と、卵、乾燥させたアプリコットのコンフィが材料です(^^♪

フランスの南のプロヴァンス地方では日射量も多く、美味しい果物が採れます。アプリコットもその一つです。現在は、アーモンドの栽培をする農家が減っています。

材料にアーモンドを使っていますので、値段が高いのです(4個入りで700円以上です!)保存菓子ですが、カヌレ同様できたてが美味しいです!

ガレット・デ・ロワ

年初の1月6日から食べるパイ生地のお菓子で、太陽を表していますので形が丸です。

アーモンドプードル、卵、バター、砂糖を混ぜたものを、上下をパイ生地で覆って焼き上げたお菓子です。中に陶器のフェーブ(陶器の小さな破片)が入っています。

フランスのパン屋さんでガレット・デ・ロワを買うと、こんな王冠が付いています。

自分のガレットに中にフェーブが入っていると、王様の王冠を被るのが習慣です(^^♪

ガトー・バスク

バスク地方の焼き菓子です。

小麦粉、卵、砂糖、牛乳、バターを混ぜて、焼いた焼き菓子で、中にサクランボのジャムや、カスタードクリームを入れたもの、ジャムなしもあります。

サクランボのジャム入りです。表面にはフォークで形をつけています。

中のクリームが、カスタードクリーム(ラクレーム・パティシエ)です。

ガトー・バスクの多くは表面がフォーク模様をつけていますが、このように、「ラウブル」というバスク地方に語り継がれるバスク十字が描かれているタイプもあります。

ただ実際には、最初のフォークで模様をつけた方が出回っています。

ガトー・ブルトン

フランス西南のガトー・バスクがあれば、北西のブルゴーニュ地方の焼き菓子は、ガトー・ブルトンです。

ブルターニュ地方は、フランスで一番の漁港の地域です。漁師さんは漁に出ると、1か月や2か月の間、家を空けて家に戻りません。

そんな時に、船の上で食べられお菓子が、「ガトー・ブルトン」です。バターが沢山入っているわりにはビスケットのような生地の焼き菓子です(^^♪

同じガトー・ブルトンですが、表面に飾りの線が入っていないタイプで、作りたてのためしっとりしています。

クイニーアマン

クイニー・アマンは、焼き菓子とブリオッシュの中間の食感です。

もともとイギリスから入ったお菓子で、それがブルターニュ地方の固有のお菓子となりました。

ブルターニュ地方のお菓子はバターの使用量がはんぱでありません。しかし、美味しいですね(^^♪

ガトー・バチュ

ガトー・バチュは、焼き菓子ですがブリオッシュの食感が強いお菓子です。

フランスの北のピカルディーの伝統菓子で、1900年に作られたと言われています。

高さは15㎝位もあり背高菓子ですが、『バチュ』の名前の通り、叩くという意味で、材料を混ぜる時に叩いて空気を入れて焼き上げます。

食感はバターがたっぷり入っている割には、空気が入っている分ふっくり軽めです。

沢山食べてしまいがちですね(^^♪

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クラフティ

しっとりした焼き菓子です。食感として、カヌレの中のように柔らかいのが特徴です。

小麦粉、卵、牛乳、生クリーム、砂糖、バターを混ぜて、型に入れて焼き上げます。このクラフティにいれる果物は、サクランボが多いのです。

ファー・ブルトン

ブルゴーニュ地方のお菓子は何種類もあり、名前に「ブルターニュの」となっています。

これも「ファー・ブルトン」といって同じく焼き菓子ですが、上のクラフティとほぼ作り方も一緒です。ファー・ブルトンには、プラムやサクランボが入っています。

クラフティはレストランのデザートで出てくることはありますが、このファー・ブルトンはどちらかというと家で作っておやつに食べるような違いです。

パン・デピス

パン・デピスは、はちみつを使った重めのどっしりとしたお菓子です。ハチミツも高級品でした。

エピスは香辛料の意味で、小麦粉、ライ麦粉、茶色の砂糖、シナモン、卵、牛乳、ショウガの粉、はちみつを混ぜ焼き上げたお菓子です。バターが入っていないのが特徴です。

ノネット・ドゥ・ディジョン

デジョンのお菓子です。ディジョンは、「マスタード(洋からし)」で有名ですが、このノネット・ドゥ・ディジョンは、18世紀から作られているお菓子です。

パン・デピスの中にアプリコットのジャムが入っています。焼きあがってから、上に砂糖で覆うのが特徴です。

ディジョンのこのお菓子を作っている会社が、「ムロ・プティジャン」です。

ビスキュイ・ローズ・デゥ・ランス

シャンパーニュ地方のランスという町のお菓子です。

この細長の平たいビスケットはなんと、250年以上の間作られています。最初はパン屋さんで、炉の火を消してから、余熱をうまく利用できないかと考えて作られたのです。

ですので、このビスケットは2重になっていて、ビスキュイ・ローズのビスキュイは「二回焼かれた」という意味なのです(^^♪

色がピンクで華やかな印象を与えます。卵、小麦粉を混ぜて焼き上げたこの焼き菓子は、シャンパンを飲みながらでも、またシャルロットケーキの外側に飾りとしても、なくてはならない伝統菓子です。

シャンパングラスの中にビスキュイ・ローズを浸して食べるのもありなのです。

ヌガ

プロヴァンス地方のモンテリマール県の特産物です。

砂糖、ハチミツ、水、卵白と、フライパンで炒ったアーモンドを混ぜて固めたメレンゲ菓子です。

材料はほぼ一緒ですが、水が入っていないのと、砂糖とハチミツを煮詰める時間が長くなり、砂糖とハチミツの色が黒ぽくなったのを「ヌガ・ノワール」といいます。

マカロン

マカロンはナンシーというフランスの北東にある都市で最初に作られました。

ナンシーの名前はほとんど知られていませんが、なんと16世紀に修道院で作られたということです。当時は修道院で肉を食べることができませんでしたので、アーモンドを食べることで、大事な蛋白質を摂っていたと言う事です。

マカロンの材料は卵白のメランゲと、アーモンドプードルと砂糖です。

ムラング

余った卵白を焼いたお菓子です。フランス語では、メランゲではなく、ムラングと発音します。

メランゲは、卵白と砂糖だけでつくれますが、このように果物のジャムを入れると多少色目がついて華やかになります。

このメレンゲは、ムラング・フランセーズ(ムラング・イタリエンヌに対比した作り方です。)で作っています。

フランス語で、メレンゲのことを「ムラング」と言いますが、フランスの伝統的なムラングの他に、イタリアンのバリエーションがあります。 通常...

ガトー・ア・ラ・ブロシュ

フランスの南のアヴロン地方のお菓子です。

バームクーヘンのように訳している説明がありますが、バームクーヘンではありません。

ガトー・ア・ラ・ブロシュと言って、バームクーヘンのように、端から端までの直径が同じではありません。上から下までの長さが、長いので1メートルを超すものもあります。

味はシンプルで、そこそこ歯ごたえがあるお菓子です。材料はシンプルで、小麦粉、卵、だけですが、焼き上げるのに時間がかかります。

歯ごたえがいいのが特徴です(^^♪

【お薦めのお菓子を作っている様子がのっている動画です】

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まとめ

いかがでしょうか。好きなお菓子はありましたか?

管理人はブルターニュ地方のファンで、やはりクイニーアマンが好きです。

とはいえ、ブルゴーニュ地方のノネット・ディジョンは、パン・デピスとアプリコットのジャムがなんともいえないマッチングで、美味しいです。

貴重という意味でのお薦めは、ガトー・ア・ラ・ブロシュです。もし南仏の方まで行く機会があれば、食べてみてください。

地方菓子は大体、パリで手に入りますが、これはパリでも売っていません。手間暇がかかるお菓子で、入手困難で美味しいお菓子です。

どうぞ試してくださいね。ご参考になりましたら幸いです。

ブリオッシュと食パンを、カロリー、食感、形の面で比較しました。また、デニッシュ(フランスでは、ヴィエノワズリーと言う)とも違います。食パンと、ヴィエノワズリーとも違いを、画像も入れて解説しています(^^♪
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