椎間板ヘルニアはどんな痛み?ぎっくり腰とは基本的に違います

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椎間板ヘルニアとは名前は良く聞きますが、『どんな痛みなの?』と思いますよね。

ぎっくり腰なら経験してしまう人も沢山いますが、椎間板ヘルニアになる人はまだ比較的少ないです。

ところが、管理人は何度もなってしまいました。若い時から運動が苦手で、背筋が少なかったせいか、体重も軽い時からヘルニアになってしまっていました。

椎間板ヘルニアになってしまえば、回復には時間がかかりますし、痛みもそう簡単にはなくなりません。

そして言えることは、椎間板ヘルニアの痛みは独特だと思います。なった人にしかわからないとも言いますが、もしお伝えする症状が「これって私の症状と一緒!」と思われたら、なるべく安静にして早く治療するようにして下さい。

そこでこの記事では椎間板ヘルニアがどんな痛みであるのか、他の腰痛とどう違うのか、そして椎間板ヘルニアになり易い人の特徴やその対処法をお伝えしたいと思います。

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椎間板ヘルニアはどんな痛み?他の腰痛との違いは

椎間板ヘルニアの痛みは、やはり独特です。椎間板ヘルニアの痛みが初めてとなると、ぎっくり腰なのかどうなのか分からないかもしれません。

どのように独特かと言いますと、『ピリッ』としたものが背中を走るという言い方が適切です。

上半身を動かすだけでなくても、足をちょっと上に上げただけも、ピリッときます。

ぎっくり腰とひどい腰痛との違いを大まかにまとめますと、

【椎間板ヘルニアとぎっくり腰の痛みの違い】

ぎっくり腰は急に痛くなって、少しでも動くと痛みを感じますが、それでも『鈍痛』です。

ところが、椎間板ヘルニアの方は、動いたときに『ビリッ』としたような電気が走るという感じです。神経に触るとこの『ピリッ』がきます。

【椎間板ヘルニアとひどい腰痛の違い】

ひどい腰痛というのは、お年寄りもそうですが、背骨が段々すり減っていって、骨と骨がぶつかって痛くなる腰痛があります。軟骨がなくなっていますので、歩く度に痛いということです。ですので『ピリッ』がないのです。

しかし、椎間板ヘルニアの方は、飛び出した椎間板が神経に触れる度にこのピリッがきます。

【椎間板ヘルニアの痛みはどんな時に来るか】

どういう時に痛みがくるかという動作はないのですが、潰れて外にでた椎間板が神経に触ることで痛みが出てしまいます。

そうなると家の中を歩くにも背中を真っ直ぐにして、そろそろ歩くしかありません。

外出中に「ピリッ」が来るのは、階段の上り下りなどの時です。

  • 駅の階段
  • 歩道と車道の段差

駅の階段なら、一段が20cmも高さがありますが、歩道の高さは、わずか5cm位なのに、椎間板ヘルニアになっていれば、5㎝上げるだけで神経に触ってしまうということですね。

あまりの痛さに、体が硬直してしまいます。

歩道の手すりで立ち止まっている人がいれば、椎間板ヘルニアの痛みで動けなくなっている人かもしれません。管理人もこれは何度か経験があります。

具体的に痛みが出るメカニズムはどのようになっているのでしょうか?

椎間板ヘルニアとはどういうものか

背骨は長く背中の真ん中にありますが、背骨を構成している一個一個の骨が「椎骨」と言い、ショック吸収のクッションの役をしている軟骨である「椎間板」が椎骨との間にあります。

左がお腹側。       右が背中側です。

「椎間板ヘルニア」は、その椎間板が何かのショックや、強い圧力がかかってしまい、チーズバーガーのように中のチーズ(椎間板)が外に出てしまった状態です。出てしまうと、周りにある神経に触れて痛みが出るという事です。

椎間板ヘルニアは背骨のどの椎間板でもなってしまう可能性はあります。

椎骨はコトバンクで次のように定義されています。

つい‐こつ【椎骨】

脊柱を構成する個々の骨をいい,脊柱はこの椎骨と椎間板とが一つおきに連結している。《中略》脊柱の上から順に頸椎7個,胸椎 12個,腰椎5個,仙椎5個,尾椎3~5個がある。

引用先 コトバンク 椎骨

背骨(脊柱)の椎骨は、上から「頸椎」7個,「胸椎」 12個,「腰椎」5個あるといっています。

一番下の腰のあたりの椎骨を、腰椎と言い、5個の脊椎でてきています。ぎっくり腰も含めた腰痛は、この腰椎で起こる症状です。

だいたいこの「L4」と「L5」のあたりが腰痛に一番なりやすいという事です。

カイロプラクティックの先生に言われたのですが、この「L4」と「L5」は、体をよく前かがみにしたり、後ろにそったりさせいつも腰を動かして、摩耗させてしまうのですね。

日本でも8割の人が経験してしまうぎっくり腰ですが、これは「急性腰痛症」ですので、椎間板ヘルニアとは違い、何かの動きが原因でなってしまいます。しかし比較的短期間で治ることが多いです。

しかし、椎間板ヘルニアは短期間で治るというのはなかなか期待できないですし、長引いてしまう可能性が多いです。

椎間板ヘルニアのことをコトバンクでは次のように言っています。

椎間板の退行変性などによって線維輪の抵抗が弱まって断裂ができ,その部分から半流動体の髄核が脱出する状態をいう。

引用先 コトバンク 椎間板ヘルニア

「半流動体の髄核」と言っていますが、椎間板の真ん中にゼリー状の核になるものがあります。押しつぶされた椎間板は自然に引っ込む性質のものではないですので、自然治癒を待っても、痛みが何週から何か月も続いてしまう場合があります。

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椎間板ヘルニアになりやすい人の特徴は

椎間板ヘルニアになりやすい人は、腰を酷使する仕事の人や、お年寄り、骨や背筋が弱い人などです

  • 重いものを持つ仕事
  • 介護職など中腰での仕事
  • 重量挙げなどのスポーツ
  • お年寄り
  • 骨粗鬆症でなる

腰に負担がかかる仕事の人

椎間板ヘルニアになるのは、やはり腰を酷使する仕事で、運搬や介護職などで中腰の姿勢で重いものを持つのは腰に負担がかかります。

重いものを持つことで、腰に負担をかけますので、やはり椎間板を減らしてしまったり、また椎間板が押しつぶされて、はみ出てしまう事があるのですね。

お年寄り

長い間の生活で、椎間板はどうしてもすり減っていきますので、若い時よりはヘルニアになってしまうのは仕方ないことなのかもしれません。

管理人の母もそうです。それにお年寄りの女性は特に骨が脆くなります。お年寄りの場合は、これといった予防がないのが現状で、整形外科に行っても痛み止めの薬を出してもらうくらいです。

閉経期からの骨粗鬆症のある女性

女性で閉経期(48歳位から52歳位)がくると、この時期からホルモンバランスが変わり、エストロゲンの分泌が少なくなります。

その影響としては、カルシウムの定着が悪くなり、骨が脆くなるということです。背骨が脆くなると椎骨自体が脆くなり、椎間板ヘルニアにもなる可能があります。

その対策としては背骨の筋肉を付けていくのが良いです。

整形外科や婦人科の診断を受け、骨密度検査も行い、栄養士さんを紹介してもらい(病院には栄養士さんがいます)、バランスの取れた食事をし、運動も取り入れていくことで、なるべく腰痛に悩まない生活をしていくことを目指したいですね。

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腰が痛くて悩んでいるときに、椎間板ヘルニアなのかどうかと思うと思いますが、次のような原因で腰痛となることがありますので、お伝えします。

椎間板ヘルニアと間違いやすい腰痛

成長期の子供

成長期の子供は、身長が急激に伸びることで、腰痛が起こることがあるということです。

たとえば、ひと月に2センチも身長が伸びるような時期があれば、腰痛や背骨のあたりが痛くなることがあるという事です。

管理人の旦那さんがそうなって、歩けない時期があったと言っていました。

年齢で、10歳から12歳位に多いようです。

そんな場合は、必ず医師に相談するのが良いです。

炎症が起こっている場合

同じ腰痛でも、何かへんな動きをして腰が痛くなる時ばかりではなく、夜に眠っていて痛みに襲われるという場合があるようです。

細菌の所為で炎症が起こっている場合があるということです。歯の治療などの時に細菌感染などで炎症を起こしている場合など、夜眠っているときに痛いなどの症状があり得るということです。

何かの動きをして痛くなったぎっくり腰や、椎間板ヘルニアであれば、動いていなければ、痛みはありません。

夜に寝ているときに痛いのであれば、ヘルニアがではなく別に原因があると考えても良いということのようです。

かかりつけの先生に相談して、様子をみるように薦められています。

管理人も『人工股関節置換術』をした時に、歯の治療は止めるように医師から言われました。

次に、椎間板ヘルニアの治療法についてです。ご参考にできるところもあるかと思いますので、お読み下さい。

椎間板ヘルニアの痛み止めと治療法

椎間板ヘルニアになると回復には時間がかってしまいます。ヘルニアになった場所にもよりますが、「腰椎」にできた椎間板ヘルニアが神経に触れて起こる「坐骨神経痛」というのがあります。

この坐骨神経痛を起こす神経は、太ももから足の先まで走っている体の中で一番長い神経です。人によって出る症状が違いますが、太ももだけでなく、つま先まで痺れがきたりする人もいます。

管理人も坐骨神経痛になって3カ月の間、座ると太ももの後ろがずっと痛く座ることができませんでした。

ヘルニアの痛みがすごい場合は、勿論病院で

  • 炎症鎮痛剤
  • ブロック注射
  • 手術

などの治療法もあります。それぞれは、整形外科の医師の判断でしょうが、ブロック注射は管理人もしたことがあります。

椎間板ヘルニアになっている個所をレーザーで探し、そこに注射を打ちます。するとその部分に直接抗炎症薬が働きかけますので、一旦は楽になります。

ただ、体全体に抗炎症薬が広がるので(患部に閉じ込めておけないです)、個人差もあるでしょうが、2,3日するとまた痛くなり、すごく効果があるとも言いきれないようです。

ブロック注射の他に、整体院で施術を受けるのも一つです。神経に触れている部分に空間を作って、神経が触れないようにしてくれます。

施術を受けた日は痛みがなくなりますが、翌日また神経に触れて痛みがでてくるというものです。1日で良くなるというものでもありません。

また最終的にヘルニアが治らないようであれば、手術という手段もあります。ヘルニアになって、骨の摩耗が進行している場合でこれ以上回復の期待ができない場合は、骨と骨の間に人工的なものを入れて、ヘルニアが神経に触れないようにする手術もあります。

ただ、お年寄りであれば手術をすると体に負担もかかりますので、だましだまし歩くようにすると考える外科の先生もいます。管理人の母もヘルニアがありますが、高齢だと手術は薦められないことが多いようです。

管理人が椎間板ヘルニアになった経緯と回復状況

管理人の今までの椎間板ヘルニアになった経緯ですが、

1回目は重いベッドを持ち上げて、2回目と3回目は重い動作は関係がありませんでした。

ただ、2回目の時は仕事が忙しく、デスクワークでしたが、長時間勤務とひどいストレスがかかっていた時期でしたので、原因は運動不足とストレスだったと思っています。

ストレスがかかっている時期は、体が硬直していると感じます。ストレスと単純にバカにできないと思っています。

椎間板ヘルニアは回復までに時間がかかりますし、1,2週間で治ったことはありませんでした。

勿論椎間板がほんの少ししかはみ出ていなければ、痛みもない場合もあると聞きましたが、管理人の場合は、

  • 最初の1,2週間は座っていて立ち上がる時も、歩いていても「ピリッ」がくる
  • 地下鉄などを歩くのは特に大変で、階段の上り降りは休み休みでないと進めない
  • くの字になってしか歩けなかったのが、2週間位である程度背中を真っ直ぐにしても歩けるようになる

大体1カ月位で回復していましたが、坐骨神経痛になった時は3カ月位かかりました。整体院や鍼治療も並行して行うのが良いと思います。

そして普段は、腰痛のサポーターをした方が良いです。外出時は特に杖と、サポーターなしでは痛みで歩くのが大変です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

椎間板ヘルニアの痛みがどのようなものかをご説明しましたが、もしピリッとした痛みが背中を走って、1週間しても痛みが引かないのであれば、椎間板ヘルニアになっている可能性があります。

そんな場合は整形外科で受診をすることをお薦めします。

椎間板ヘルニアは治るまでに時間がかかり治療が長引くこともありますので、カイロプラクティックに施術に行った方が痛みから少しでも解放されます。

また施術の際にスキャンやレントゲンなどの画像を見てもらったほうが、先生もヘルニアの箇所がわかって良いですね。

勿論ずっと寝ていることも良くないのですが、動き次第ではみ出た椎間板を刺激するともっと症状がひどくなる場合もありますので、慎重に行動したいものですね。

若い方は腰痛ベルトをすると恰好が悪いと思うかもしれませんが、痛い間は腰を保護するための必需品です。

なるべく早く治るように、その間は重いものは持たない、長時間歩かないなどしていきたいですね。

ご参考になれば幸いです。

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