マクロン大統領に急激な人気降下の理由 傲慢にみえるのは何故?

スポンサーリンク

5月に当選して、人気度満点だったマクロンさんですが、なぜ急に3か月でこんなに人気が下がってしまったのでしょうか。

たったの39歳で大統領当選した後に、支持率は36%まで落ちてしまいました。

就任してから3か月の間の過去の大統領とくらべると

  • サルコジ―氏  == 65%から62%
  • オランド氏   == 62%から45%
  • マクロン    == 64%から36%

やはり、マクロン氏の急降下が目立ちます。

スポンサーリンク

パリ祭の前日に行った軍総司令官への傲慢な態度

フランスも日本と同じく、国の財政難です。国の収入が減り、あらゆる省庁の予算が削減となっているなか、財務省から削減通達がありました。

そのなかで、防衛省にも予算削減依頼をしたことろ、軍総司令官が、

「この予算ではフランス国民とフランスを安全に守ることがでません。」

と国会で答弁したのでした。

マクロンさんは、カチッときたのか、パリ祭の前日に防衛省でスピーチをした際に、

「私はあなたの上司です。予算をまもってやるのがあなたの任務です。」

と国防省でスピーチをしました。

60歳以上の経験豊かな、人望も厚い軍総司令官に対して、それも部下の面前で

そのようなことを言ったのです。

フランスニュースより 軍司令官への傲慢な態度

マクロンさんは、前任者のオランド元大統領の優柔不断な面を反省して、「威厳」を保ちたかったと言われています。

若いということで経験豊かな人望もある軍司令官に対して、威厳を保ちたかったようです。

ところが、フランスが置かれている状況は、いつもでテロが起きるかもしれないと、市民も不安に思っていますので、防衛省の予算だけは削ってほしくないと思っています。

そうすると、若干39歳の青年が60歳の軍司令官に「あなたの上司」と言ったのは、まずかったようです。

この発言が原因で7月末に10%人気は下がりました。

低所得者層と富裕層優遇のアンバランスさ

次の不満がなんといっても、低所得者層への住宅補助金の金額を月額5ユーロも下げたことです。

この補助金は全世帯の2割が受け取っているもので、住宅補助が毎月5ユーロ少なくなったことで、不満がつのりましたま。

フランスは失業率が高いですので、失業中やお金のない学生にとって、毎月5ユーロ(約600円)の補助金の値下げは、心理的に打撃です。

5ユーロというと、たばこ一箱の金額です。

フランスではたばこ代は高く設定されていますが、そのカットされた補助金を補うために、たばこを吸わないとはならないのです。

この5ユーロの補助金の値下げだけなら、市民も我慢したのでしょうが、それと同時に、裕福層へ減税をした政策を打ち出したことです。

富裕税というのがあります。ある一定の資産をもっている裕福層の税金を下げたのです。

全て国民に対して、均一にか、一定の割合で、補助金を下げるというのなら良かったのですが、片方のみへの対応となりました。

これでは、富裕層のみを優遇すると解釈されました。

このような片手落ちに見える政策も傲慢に映ってしまいました。

窮地に陥ったマクロンさん、さて失業率を改善できるのでしょうか。もうまったなしです。

スポンサーリンク

まとめ

マクロンさんと、その前のオランドさんは、対照的な性格に見えます。

オランドさんは、社会党党首でもあり、富を低所得者層に分配する政策をしていまし、またはっきり言えない性格なのか、夫婦間の問題も取り沙汰され、そんな問題が国外のマスコミを通して、本が出版されるまでに至りました。

その点、マクロンさんは周辺のことへの配慮はありますが、ただ政策がよくても「言い方や伝え方」で、傲慢に見える言い方をしています。

当人は面白く、ユーモアもある好青年なのですが、その辺のコミュニケーションが上手くいくと、人気を盛り返すのではないかと期待したいですね。

フランスの大領領のマクロンさん!どう思われますか? 人気があるかどうかですが、2017年の5月に大統領に選出されたときは、国民も期待し...
管理人もフランスに住んで、もう10年以上経ちました。不慣れだったパリ暮らしもいつしか楽にできるようになりました。 仕事や結婚などで相手...

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

合わせて読みたい記事