ブッシュドノエルの意味は?起源を辿ると紀元前のことだった!

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ブッシュドノエルはクリスマスに欠かせないロールケーキで、ここフランスでも、どこの家庭でもクリスマスのディナーの後に食べる習慣があります。もちろん我が家でも毎年美味しくいただいています。

もちろんフランスに限らず、お隣のドイツやイタリア、その他多くの国々で、それぞれのクリスマスケーキが楽しまれていると聞いています。

管理人にとってもクリスマスケーキの中で、大変馴染み深いのがブッシュドノエルです。それで、その意味や歴史を調べてみたいと思いました。

ブッシュドノエルの言葉の意味は? なぜ薪なのか? など、調べるといろいろと興味深い話がありました。ぜひ皆さんにもご紹介したいと思います。

では早速どんなものなのか見ていきましょう(^^♪

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ブッシュドノエルとは

ブッシュドノエルのお菓子についてです。

ブッシュドノエルのお菓子

このロールケーキがクリスマスに食べられるケーキで、丸太のようです(^^♪ ロールケーキの上にクリームがかかって、丸太の形にデザインされているものです。

そしてブッシュドノエルは何と言ってもクリスマスの晩餐の「クライマックス」です(^^♪

カキ、鳥の丸焼き、フォアグラなどクリスマスならではの食事が沢山食卓にならびますが、ブッシュドノエルは、メインイベントで皆が最後に楽しみに食べるデザートです。

ブッシュドノエルの意味

「ブッシュドノエル」の意味ですが、クリスマスの丸太(薪)という意味です。

フランス語で「Bûshe de Noël」と書き、ブッシュドノエルと読みますが、bûshe が「丸太や薪」、  deが「~の」、 Noëlが「クリスマス」で、クリスマスの丸太(薪)の意味になります。

ブッシュドノエルの由来

まずは、その起源についてです。

ブッシュドノエルの起源とは?

今はケーキになっているこのブッシュドノエルの起源は、紀元前まで遡るとも言われています。元々はブッシュ(丸太や薪)を燃やす慣わしがあったと言われているようです。

中世に、ユールという北欧で行われていた「冬至祭」で、神に焚火をして丸太を捧げていた儀式がありました。

夜が一番長い日が冬至ですが、そんな長い夜にとてつもない大きな丸太を燃やしていたのですね。

村の大きな広場で行ったり、大きな屋敷であれば、家族その他に使用人なども勢ぞろいで、暖炉の取り囲み薪を燃やしていました。

儀式にはどんな意味が?

村ごとで行っていたお祭りが徐々に家単位で行うようになりました。それに伴い、誰が行っても良いと言う訳ではなく、長男と末息子が担当するという形になったそうです。これは「家風を継承する」という意味があったという事です。

薪を燃やすのは神聖な意味がありました。どんな丸太でも良いと言う訳ではなく、使う木はオーク(ならの木)で、その薪の上に、ワインやオリーブオイルを垂らして燃やしていたそうです。

クリスマスの夜だけに燃やすだけ、または冬至の日だけに燃やすか、ずっと燃やし続けるかは地方によって伝統が違うらしく、長ければ翌年の公現祭(1月6日)まで続けたそうです。

丸太のブッシュに使う木はオーク(ならの木)の他に、果樹が使われたそうです。果樹は「飛び火」には適している木で、飛び火が高ければ高いほど、ブッシュには適しているという事です。

この飛び火の具合で、

  • 良い収穫
  • 干ばつや洪水が少ない

という啓示を見ていた事もあったようです。

ヨーロッパでも農家にとって良い収穫を願い、この丸太の儀式で安心したいと思う願いがあったと言う事ですね。

また、収穫の啓示の他に実務的な側面で、冬の間は寒さのため閉め切っている家のなかで、暖炉の煙突は唯一の空へ通じる場所でした。

先祖が煙突から行き来できる場所として、家を守ってもらう、また先祖が子孫と交わる空間としても信じられていたようです。

随分と色々な意味があったのですね(^^♪

ブッシュドノエルとクリスマスケーキ

ブッシュドノエルがいつケーキになったの?

カトリック教会がブッシュの儀式を取り入れていく中で、冬至祭では伝統的な風習で男子が丸太を燃やしていたのが、家で薪を燃やすのを女子が担当するようになったという事です。

また19世紀になると暖炉が他の暖房器具にとって変わり、薪を燃やすことがなくなりました。その代わりに薪の形をしたケーキで伝統を表していったようです。

この丸太から発展して作られたケーキの、ブッシュドノエルが作られたのは1800年代という事です。

ただ、どのパティシエさんが作ったかを知る文献は残っておらず、創作者の名前がいくつかあります。

  • パリのパティシエのブシ通りのアントワーヌ・カラドさん
  • リオンのフェッリクス・ボナさん
  • モナコ公国のシャルル3世のパティシエのピエール・ラカムさん
  • パリのサンジェルマンデプレのパティシエさん

などの名前があがっていますが、どれもはっきりとした歴史的な証拠がありません。

形もどのようだっかについては、パティシエさん達の間では、統一した見解はないようで、ただのロールケーキだったという人もいるとの事です。

現在のフランスの伝統のブッシュドノエルは、丸めたスポンジケーキの上のクリームは、大体チョコレート色か、モカ色で、ブッシュの特徴である「木の筋」をクリームの上にフォークで付けています。

また、イエスキリストが生まれた光景を映して、ロールケーキの上にキリストが生まれた「小屋」を置いているブッシュドノエルもあります。

その他の飾り付けはお好みです(^^♪

ブッシュドノエルのバリエーション

通常はチョコレート色の茶色がベースですが、ホワイトクリームのブッシュもあります。


その他に、メレンゲにしているブッシュもあります。

フランス以外の国では?

ブッシュドノエルを食べる国

ブッシュドノエルをクリスマスに食べる国は、フランス語が公用語になっている国です。

ですのでフランスの他に、

  • カナダ
  • ベルギー
  • ベトナム
  • レバノン

などの国があるようです。

日本でも白の丸形のケーキの他にこのブッシュドノエルの形でクリスマスに売られていますね。

フランス以外の国のクリスマスケーキは?

また、このブッシュドノエルの形の他に、スポンジケーキの中に沢山の材料を入れていたようです。乾燥果物などを入れていた例としては、

  • イタリアのパネットーネ
  • イギリスのプディング
  • ドイツのストールン

などもクリスマスのケーキとして有名です。

イタリアのパネットーネは、ブッシュの形をしていない円柱の形をして、ドライフルーツが入ったケーキです。

乾燥ブドウが特に使われていたのは長持ちするからで、果物は子孫繫栄という意味で縁起を担いたという事もあったようです。

パネットーネは元来はクリスマス時に食べる習慣がありましたが、今は年中出回っている人気のケーキですね。

街頭のクリスマスツリー

もみの木のクリスマスツリー

ブッシュドノエルは木(丸太や薪)をイメージしたものですが、木と言えば、クリスマスに欠かせないもう一つの「木」が、クリスマスツリーですね。

フランスでも家の中や街頭、ショーウインドウに飾られています。呼び方は「サパンドノエル」です。

これに使われるのはオークではなく「もみの木」です。
また、これは森林にある木を伐採して使うのではなく、クリスマス用に農地に植林され、大きくした木を用いるのが一般的です。

サパンドノエルは、フランスではスーパーでも11月から売られ始めますが、年が明ければ街頭からも姿を消します。日本のしめ縄のようですね。

まとめ

いかがでしょうか。

クリスマスになれば何気なく食べている「ブッシュドノエル」ですが、意味はクリスマスの薪ですが、丸太を燃やす伝統からきているのですね。

薪を燃やすにも、現在では暖炉がない家庭も多いですから、風習をしのぶことすらできないですが、ブッシュドノエルのケーキは食べられます。

伝統を重んじて行う儀式から生まれたケーキには、歴史を感じますね。

管理人はこのブッシュドノエルは、フランスのケーキの中で甘すぎず、シンプルなので好きなお菓子です。

ご参考になれば幸いです。

ケーキは作ってから2、3時間後に食べると本当に美味しいですよ。 そこは、できたの手作りクリスマスケーキです。どんなに優秀なシェフが作ったのものでも ケーキ屋さんで買えるのは、翌日になります。 フランパンで簡単に失敗したでできますので、出来立ての醍醐味をみなさんでどうぞ。

クリスマスでも、いつでも一人で寂しいと感じないでいられるには、孤独感の克服するにはどうしたら良いのでしょうか。自分の意見を周りの目を気にしないで、発言できるようにするにはどうしたら良いのでしょうか。没頭できるものを探して、自信がつけばしめたものです。 自信を持てると、周りにいる人たちが敏感に感じ取ります。人が段々と寄ってきるようになります。

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