フランスでクリスマスに食べる料理は?家庭の伝統メニューをご紹介!

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フランスのクリスマスは日本のお正月と同じく、家族や親戚が皆集まる大事なイベントです。

普段あまり顔を見ることのない子供たちも、24日のクリスマスイブには実家に戻り、家族団欒の中でご馳走をいただきます。

みんなでレストランで食事するケースもありますが、多くの家庭では親元で伝統的なクリスマス料理を楽しみます。

管理人もイブの夜は夫の実家に行き、義理の両親や兄弟、子供たちとテーブルを囲むのが本当に楽しいです。

フランスのクリスマス料理は多岐に渡りますが、最も有名なものは鳥肉の丸焼きです。この時期だけしかいただけない種類もあり、とても美味しいです。

この記事ではそんな鳥料理を始め、家庭で伝統的に食べられるクリスマス料理の定番メニューをご紹介します。

実際に出てくる順番で書きますので、一緒に食べている気分でお読みください。

ではそんなクリスマスのご馳走を早速見てみましょう(^^♪

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フランスのクリスマスの定番料理

日本のご馳走は、ある意味一度に全部でてきます。お正月なら重箱がテーブルに用意されて、好きなものを各自お皿にとって取って食べますが、フランスの食事は、順番にでてきます。

食前酒を飲みながら、前菜を食べて、それからメインの料理、デザートと食べていきます。

クリスマスに食べるご馳走の定番のメニューをご紹介します。

食前酒のシャンパン

やはり何と言ってもクリスマスの食前酒といえば、シャンパンですね。

シャンパンは発泡酒ですが、シャンパーニュ地方の発泡酒をシャンパンと呼びます。発泡酒にはクレモンと言って、ロワール地方でも作られている発泡酒もありますが、格でいうと、シャンパンにはかないません。

値段もシャンパンの方が倍はします。クリスマスですので奮発して予算は多めです。子供はというと、オレンジジュースといったジュースです(^^♪

中にはキャビアをだす家庭もありえますが、大家族の食卓で出てくるのは稀です。しかし、美味しいですね。管理人は他の予算を詰めてキャビアにします。

現在フランスはキャビアの養殖を頑張っています。今後は天然物の規制が多くなり、養殖に切り替わっていくのでしょう。

【フランス産キャビア】↓

前菜のフォアグラ

フランスのクリスマスの前菜はやはり、フォアグラが主流です。

12月になると、いろいろなフォアグラがスーパーで売られ始めます。

缶詰のフォアグラは年中ありますが、クリスマスの時期は、このような保存期間が短いフォアグラが販売されます。

スライスしたフォアグラに、焼いたトーストを盛り付けます。付け合わせは、玉ねぎのシュテネイ(玉ねぎを酢とワインと砂糖で煮込んだもの)が合いますね。

玉ねぎのシュテネイの代わりに、パイナップルのシュテネイと、パッションフルーツの付け合わせです。

玉ねぎやマンゴーのシュテネイが一般的ですが、パイナップルも綺麗で、なかなか美味しいですね。

【キャスティング社のトリュフ入りのフォアグラ】↓

メインディッシュは鳥の丸焼き

メインディッシュには、鳥の丸焼きがポピュラーです。

この日にどの鳥にするか迷うところです。鳥肉の大きさ、脂肪分、予算などの色々な基準で選びます。ポピュラーなのは、七面鳥、シャポン、ホロホロ鳥、鶏などです。

鳥の丸焼きをして、付け合わせを横に置くか、鳥のお腹に入れてファルシ(詰め物)として焼くかは、その家庭によります。

ファルシの内容は、ミンチ肉、栗、キノコ、フォアグラなどです。

七面鳥

アメリカの感謝祭でおなじみの七面鳥はフランス語でダンド(Dinde)と言います。クリスマスにはフランスで一番食べられている鳥肉です。

鳥の中でも大きく、カモの次に大きい鳥で、大きいので18キロ位までにもなります。大きいとやはり味もぼやけているということですので、小さめの方がお薦めですね。

七面鳥は、大人数でテーブルを囲む場合にはうってつけです。

シャポン

クリスマスといえばシャポンです。シャンポンはフランス国内で飼育方法を厳選した「去勢鶏」で、フランスの東部にあるブレスのシャンポンは高級品として知られています。この時期に向けて飼育されている鳥です。味が繊細で肉が柔らかいです。

ただ値段が高いこともあり、「鶏肉に予算をかける家庭」でしか登場しません。

楽天でも、毎年予約販売されていますが、6万円位にまでなっています(概ね9月には売り切れているようです)。そこまで予算が追い付かないという方もいるでしょうし、もっとあっさり味の鶏肉が好きという方もいて、好みがあります。

パンタード

パンタードはホロホロ鳥のことで、一番脂分が少ない鶏肉です。脂身は全体の約5%しかないと言われています。あっさり目の鳥肉が食べたいという方に向いています。

重さも1.2~1.8キロ位で、4、5人分あります。

鳥の丸焼きには、そのままオーブンで焼く方法と、お腹の中にミンチを詰めて焼く方法があります。

鳥自体があっさり目ですので、ファルシにするクリ、キノコ、豚や牛のミンチ、フォアグラなどの割合を変えると、濃厚にもできます。

ホロホロ鳥の特徴は、肉の色が紫になっています。

鶏肉のなかで、この色目はホロホロ鳥だけです。

【冷凍のホロホロ鳥】↓

鶏は年中飼育されていますので、特にクリスマスにだけ出回る鳥肉ではありません。しかしこの時期に、鶏肉で有名な、「ブレスの鶏」を食べる家庭もあります。

ブレスの鳥は、フランスの象徴の3色旗の、赤(とさか)、青(足)、白(胴)になっているために、なおさら希少価値を高めています。

この鶏の味が良いと評判なのは、放し飼いにして、飼育の餌も厳選されているからです。ブレス肉は地域保証証がついています。

フランスで売られいる(Bresse)ブレスと書いています

【フランスの鶏の値段】

ホロホロ鳥、七面鳥、鳥肉の値段は概ね、1キロ10~15ユーロ位です。1羽が1キロなら、15ユーロ(約2000円)ですが、ブレスのシャポンになると、キロ45ユーロに跳ね上がります。一羽3キロで150ユーロ(約2万円)位です。

シャポンの高値で、七面鳥が安いイメージがありますが、必ずしもそうとは言えません。なぜなら七面鳥は一羽がとても大きいからです。18キロくらいあるものが多いですが、それだとキロ10ユーロとして180ユーロになり、3キロのシャポンより高くつきます。

買う時の注意点として、「Fermier農家の」と書いているのを選ぶと良いです。

PINTARDE FERMIER (農家飼育のホロホロ鳥)と書いてあり、キロ10,9ユーロです。

これを目印に買えばそう当たりはずれがないです。シャポンにとらわれずとも美味しくいただけます♪

フランスで鳥類の値段がのっているサイトです。↓

参考サイト http://www.volailler-delanoe.fr/Volailles-de-Bresse_volaille10.html

食事の最後はデザートですね。

デザート

クリスマスのデザートと最もポピュラーなのは「ブッシュドノエル」です。

これは、イエスキリストが誕生した場所にちなんでデザインされたケーキです。

丸めたスポンジケーキの外側にチョコレートクリームが塗ってあり、丸太を表すために線が入っています。

ブッシュドノエルはクリスマスに欠かせないロールケーキで、ここフランスでも、どこの家庭でもクリスマスのディナーの後に食べる習慣があります。もち...

フランスのクリスマスってどんなもの?

最後に、フランスの一般的なクリスマスの様子を少しお届けしましょう。

12月24日・クリスマスイブの日。離れていた兄弟などが集まります。

夜は家族みんなで食卓を囲みます。今回お話ししてきた、鳥を中心としたいろいろな食事はここで出るものです。

クリスマスのディナーということで、正装で食べる家も少なくありません。タキシードやドレスとまではいかなくとも、それなりに綺麗な恰好をします。

食事の後、キリスト教の家庭では、教会に行き、ミサに参加します。キリスト教以外の家庭ではそのまま家で団欒をします。

そして夜寝る前に、テーブルの上にコップに入れた牛乳とビスケットを置いておくのがフランス流。これはプレゼントを持ってきたサンタさんに食べてもらうためのものです。

25日の朝。暖炉の前に置いてあるプレゼントを子供たちが見つけて大喜びします。

前夜のご馳走ももちろん楽しいものですが、サンタさんのプレゼントも子供たちには大きな楽しみです。

大人同士ではプレゼントはあまりしません。やはりこの時期予算が大変だからというのはありますね(笑)
クリスマスが近づくにつれて、プレゼント用の商品の値段が高くなりますし、楽しいと同時に頭の痛い時期です。

フランスでもクリスマスは、家族と一緒におしゃれをして、特別な時間を過ごす、本当に貴重なイベントなんです(^^♪

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

家族団欒の中に食べるクリスマスの伝統料理は、太ると思いながらでも、ついつい食べてしまいますね。定番は、

  • フォアグラ
  • 鳥の丸焼き
  • ブッシュドノエル

です。

クリスマスが家族で過ごす1年に数少ない機会で、核家族化していくことで、七面鳥より小さめなシャポンが売れているというのも、現在の様子を反映しています。

とはいっても、クリスマスはフランスの伝統行事です。特別な家族の団欒の時間ですので、値段にとらわれない素敵なひと時がすごせれば良いのですね。ちょっと正装してテーブルについてみるのも良いですね。

楽しい時間をお過ごしください(^^♪

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