老人ホームの種類と選び方!あなたに合うのはこのタイプ

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私には高齢になった母がいます。悩みながら、そろそろ老人ホームに入れた方がいいのではと思い始めました。

ネットや書籍で調べ始めましたが、あまりに種類が沢山あって驚きました。
私なりに一生懸命調べましたので、同じような悩みをお持ちの方に、老人ホームの種類や入ることのできる人・選び方をお伝えしたいと思います。

老人ホームには大きく分けて、公的施設と民間の施設があります。
さらに公的施設は、介護保険適用の施設と、その前段階の人向けの施設があります。
まとめると、下記の3つのグループです。

  1. 介護保険で利用できる公的施設
  2. 要介護になる前の安価な公的施設
  3. 民間の介護施設

この3グループの中に、さらにいろいろな種類の老人ホームがあります。
この記事では基本的にこの3つで分けた上で、細かくお伝えします。

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老人ホームの種類(概要)

3つのグループにどんな種類の老人ホームが含まれるかを、一覧表にしましたのでご覧ください。

ご覧になってわかるように、細かくは10の種類に分かれます。
これらの主な違いは

  • 「本人に認知があるか」(認知度)
  • 「どの程度介護や医療が必要か」(介護度)
  • 「費用がどれくらいかけられるか」(経済性) 

です。

各項目の適性を右の欄で◎印をつけていますので併せご覧ください。

それではそれぞれの施設について、特徴と向く人を見ていきましょう。

1.公的な介護保険施設

介護保険施設といって、介護保険を使って利用できる公的施設です。

1の1.介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

略して、「とくよう(特養)」とよく言われますが、一般的に老人ホームを探す場合、この〚特養〛を探すことが多いと思います。

こちらの〚特養〛は24時間体制で介護を受けることができます。そして長期間入所でき、入所時に高額な一時金もありません。非課税者だと殆ど基礎年金で暮らせるので、その分待機者が非常に多く、施設にもよりますが3年の待機期間は覚悟しないといけません。

●どんな人に向いている?

➡65歳以上の介護度3以上の方で、自宅では生活がもうできなくなり、最後の施設と考える方です。上記の表で3項目全てに〚◎〛が付く有力候補ですので、介護度が高く、それに加え認知もあるけれども年金で賄ってもらいたいと希望している方に最適の施設です。ただ、介護度が3以上ですので寝たきりの方も多いので、独特の雰囲気があるのは、念頭に置いて下さい。お金に余裕があれば個室を、安くしたい場合は共同部屋になりますが、建物は新設ですととても綺麗ですよ。

1の2介護老人保健施設(老健)

略して「ろうけん(老健)」とよく言われています。〚老健〛は介護が必要な高齢者が医療、看護、介護、リハビリを受けながら、在宅復帰ができるようにするための施設です。

期間は〚特養〛と違い、原則3か月のみの入所になり、「リハビリを受けて自宅に戻ってもらう」ことを目的にした施設で、長期間入所する介護施設ではありません。

●どんな人に向いている?

➡65歳以上の介護度1以上の方で、体調を崩して自宅で生活できなくなったり、暫く入院してから退院後に自宅へ直接戻る自信がないので、自宅へ戻れるようにリハビリをすることを目的とした方です。自分で選択するというよりは、市町村や病院から紹介されることになることが殆どですね。

1の3介護療養型医療施設

介護療養型医療施設は、慢性的な疾患で自宅での療養生活が難しい高齢者が、医療と介護の両方のサービスをうけられる長期療養施設です。

〚特養〛が長期の介護施設、〚老健〛がリハビリ施設であるのに対して、こちらは医療施設です。〚特養〛では対処できない医療行為もこちらで行われます。

ただ、厚生労働省は廃止する方針を打ち出しています。

●どんな人に向いている?

➡65歳以上の介護度1以上の方で、痰の吸引や酸素吸入、胃ろうや経管栄養の管理、褥瘡、などの医学的措置が必要な方や、重度の認知症などの療養を目的とした方です。こちらも自分で選択するというよりは、病院から紹介されることになることが殆どですね。

2.公的施設の要介護になる前の経済的な施設

2の1軽費老人ホームA型 、B型、 C型のケアハウス

軽費老人ホームは福祉施設である軽費老人ホームで、「A型」「B型」「C型」のうち、軽費老人ホームのC型がケアハウスと呼ばれています。

軽費老人ホームのA型の場合、身寄りがない方に低額で食事の提供や入浴の準備、日常生活に必要なことを行う施設です。

軽費老人ホームのB型は、家庭環境、住宅事情により居室において生活するのが困難な人が入居できます。入浴、健康管理等のサービスが提供されますが、食事は自炊です。
C型のケアハウスは、A型やB型と同じ経費老人ホームです。基本的には介護が必要ない方が対象ですが、「介護型」のケアハウスもあります。

介護サービスが前提とされていないA型とB型は1990年以降新設されていません。

老朽化でドアが重く、歩行器を使いながらの開閉が難しい施設もありますので、要支援の方でも、訪問時には一人で生活するのに不都合がないかチェックが必要かと思います。

ケアハウスの場合は、要介護になった場合でもそのまま居住できるハウスもありますので、入所前に確認してください。

●どんな人に向いている?

➡60歳以上の要支援者までの方で、段々一人での生活に自信が無くなってきたし、夜一人で寝るのに不安がある方、自分の身の回りのこともできるし、お昼は施設のレクレーションにも参加して、他の方達とも交流をしてみたいと言う方で、国の補助を使って安く暮らしたい方です。〚サ高住〛と似ていますが、施設入居者同士の交流は〚サ高住〛よりは活発で、〚サ高住〛ではできない費用を抑えたい方には最適ではないでしょうか。

2の2.養護老人ホーム

この養護老人ホームの存在はあまり知られていません。
経済的理由で自宅で生活する事が困難になった方が入所する施設です。部屋の大きさは他の施設に比べて小さめです。
生活保護を受けている方も多いですが、空きが少ないのが現状で、入所の相談は市町村の福祉事務所でできるのですが、財政難で入居は中々大変と言われています。

●どんな人に向いている?

➡65歳以上の要支援者までの方で、自分の身の回りのことはできて、生活保護世帯、非課税世帯、諸事情で生活の困窮がある世帯の方です。要介護になると退所しないといけません。

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3.民間の介護施設

有料老人ホームは、〚特養〛と同じで、65歳以上のこ高齢者が食事の介助や入浴介助などの日常生活のなかの介護サービスや、食事の提供や居室の掃除などの生活介護サービスを受けることができる高齢者施設ですが、運営は民間で入所金などが高額です。3種類の介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホームの3タイプがあります。

3の1.介護付き有料老人ホーム

介護が必要な高齢者が、介護を受けながら生活できる施設で、〚特養〛と比較して費用が高い分、手厚い介護やサービスが受けられる面もあります。民間経営ですので、〚特養〛以上の環境で介護サービスを受けたい場合に最適です。65歳以上の介護度1以上の方が対象となります。

3の2.健康型有料老人ホーム

介護の必要がない、自立して生活のできる健康な高齢者のための施設です。

一般的なマンションのように居室内に浴室やキッチンなども完備されています。食事のサービスなどは利用できますが、介護が必要となったときは退去となります。

入居一時金は、介護専用型よりも高額な場合が多く、数千万円程度の費用が必要になることもあります。60歳以上の方が対象です。


3の3.住宅型有料老人ホーム

施設に介護スタッフが常駐していないのが特徴です。施設内で受けることのできるサービスは、基本的に食事のサービスと緊急時の対応などの日常生活の支援だけとなります。60歳以上の方が対象です。

介護付きと住宅型との違いは、常駐の施設のスタッフによる介護サービスか、外部の介護サービスを利用するかという点ですが、介護付き有料老人ホームとほとんど同じような場合もありますのであらかじめ確認が必要です。このタイプは数としても少数です。

高級有料老人ホームについてはこちらの記事を➡

お金である程度の自由さや介護サービスも買えます。お金は便利です。 もう同居はできないので、親に最後の住み家を探がすときに、 高級なほど、親はそれを喜ぶのかを考えるときです。 安くはないですが、高級だからお母さんやお父さんが喜ぶかというわけではないようです。 普通のところがいいのかもしてません。。。


3の4.サービス付き高齢者住宅サ高住)

〚サ高住〛は介護サービスも受けられる自分のアパートというイメージです。国土交通省もからんでいますので、介護付き有料老人ホームには義務化されている、夜の常駐のスタッフさんがいなくてもいい施設ですが、中には夜にスタッフさんを配置している施設もあります。

施設内で行う入所者さん同士の交流や行事が〚有料老人ホーム〛と比べて少ないのが特色です。

最初は要介護2までの受け入れでしたが、今は要介護5までとなっています。それでも介護度が低い方が多いです。入所金額も〚有料老人ホーム〛と比べて安上がりですが、ケアハウスのように非課税世帯でも入居費は一律で軽減できないのが特色です。

●どんな人に向いている?

➡60歳以上の高齢者か、60歳以下の介護認定を受けている方です。有料老人ホーム程のお金は出したくないし、お気軽に外出もしたいような方。まだまだ元気だけれども、一人で暮らすのは寂しくなってきた、特に夜に一人でいると不安に感じてきたという方。または、介護度が要介護3以上でも、〚特養〛は満床で入所できない、〚介護付き有料老人ホーム〛は高額で入所したくないという方。

3の5.グループホーム

認知症の方が生活しやすい環境の中で食事・掃除などの日常生活で共同生活をしながら認知症の症状緩和を目指しています。
少人数でより家庭に近い雰囲気の中で介護や支援を受けながら、可能な範囲で食事の支度や掃除、洗濯などの家事を行い、自宅に近い状況で生活を送ることができる施設です。

●どんな人に向いている?

➡65歳以上の認知症の方です。認知症の方には他に、〚特養〛か〚介護付き有料老人ホーム〛もチョイスとしてありますが、グループホームでなら、認知症の方のみが入居していることで、そこでグループで他の入居者の方と共同生活をしたい、また家事も行って自宅に近い状態で生活をしたいという方です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上いろいろお伝えしましたが、他にのまだ違う形態のホームはありますが、お住まいの市町村により、運営されているホームは様々ですので、まずは訪問してみるのが良いとおもいますよ。

といいますのが、同じ〚サ高住〛、〚ケアハウス〛、〚有料老人ホーム〛でも、

築年数、夜間の人員配置数、施設内レクレーションのあるなし、隣接している医療施設のあるなし、温泉を施設に引いているなど環境が違うからです。

最初に、ホームを見学する前に市町村の介護保険課で資料をもらって、まずは説明を受けて、そこで分からないことを質問するのがいいと思います。

ホームの見学は各斡旋業者さんがお手伝いしてくださると思います。

私は幸い親切に案内してくださる方の助けで、30件以上も、いろいろなホームを見学できました。

基本的には業者さんと提携しているホームを優先的に見学できますが、もし提携していないホームの方が条件に合うという場合は、直接電話をして見学に行ってみましょう(^^♪

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