親を施設に入れたら後悔をするものか?母の入居で思ったこと

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親の施設の入居時には、心を痛めることもあると思います。

親子なら当たり前ですが、しかし、もうどうにもならないからそう決心するのでしょう。

「入居させる」とか、「入居して頂く」とか、それぞれの親子の関係で言い方も違いますが、一つ言えることは、子供側は親に幸せになってもらいたくて、施設に入ってもらうということです。

親を入居させることで、わだかまりや、後悔、罪悪感などは、どうしも後からでてくるのではと感じます。

しかし、ずっと高齢者が独居で生活するには限界があります。

どんなにヘルパーさんやケアマネさんが頻繁に在宅介護をしてくれたとしても、1日24時間のなかで、多くて1時間くらいです。

となれば、残りの23時間は、家の中でつまずくとか、お風呂で転ぶなで事故が増えます。

それが在宅介護の限界だと思い始めたからです。

事故があると高齢者は骨折することが多いですし、そうなれば後悔をするに決まっています。

そして管理人の母もついに、施設に入居することになりました。我が家の入居の前後を振り返って、また施設での生活をお話したいと思います。

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親の施設入りのメリットとデメリット

どこの家庭でもそうだと思いますが、親に施設に入ってもらう時には、いろんな思いがあります。ちらほら「後悔」も頭をよぎり、走馬灯のように今までの思い出が頭の中をよぎります。

親を施設に入れたいという気持ち

親が施設に入りたくない理由には、やはり「自宅で生活をしたい」という強い思いと、「姨捨山」に連れ去られるという思いがあるからだと思います。

とはいえ、家族がいる家庭で高齢者はどうしても、話しの仕方が不自由になって、家族の中で浮いてしまって、話しに参加できないとかもあります。

また、介護度が上がってくると、家族だけの介護は無理になってきます。

だから、体の自由度がなくなってきたら、介護してもらって、安全に生活できる施設に入所するというのを選択していくのでしょうが、そうは簡単には割り切れません。

割り切りができないのは、子供の方と親のほうと両方です。

子供は、やはり親を施設に入れるのに抵抗があります。あとで後悔すると思うってしまうのではないでしょうか。

入所した施設で親が他の入所者の方と上手くやっていけるとかどうか、食べ物が合うかなど、心配は尽きません。

親の方は、家族から「見放された」というような、なにか恨みを持ってしまいますが、子供には仕事もあって、いつも自分の面倒は見てもらえないのを受け入れるまで時間がかかります。

しかし、家の中で転倒を何度か経験すると、もう家の中の生活をしていくのは無理かと思うのが、入所するのを受け入れるときかと思います。

親が施設に入りたいという気持ち

家族がいれば別かもしれませんが、一人生活での不安は尽きません。

頭もボケてきているのを感じます。これは、30代より40代に、50代より60代になっていくなかで、誰しも回転が遅くなることや、今まで簡単にできたことができなくなってきていることに対してです。

入居するのを決心するには、置かれている周りの状況で違いと思いますが、家族がいれば、転んでも助けてもらえます。

しかし独居にはやはり限界があります。

転んで、ぶつけて痛かっただけならいいですが、包丁を使ってなにかしようと思ったときに、出血などもありますので。

そんな時が何度かあると、不安の方が大きくなって「やはり入居した方がいいのか」と思ってしまう時だと思います。

そう思い始めて時に、ちょうど「いい施設に空きが出来た」という、ケアマネさんから連絡をもらい、管理人の母は見学をして入居を決めました。

施設に入ったメリットとデメリット

とはいえ、入居すればしたで、いままの家にいた時とは生活の仕方が違います。入居した途端に「後悔する」というのもあります。

頭では良いと分かっていても、施設での生活の仕方には、不満が出てきます。

【施設のデメリット】

自宅にいた時は好きな時間に起きて、好きな時間に、好きなものを食べていたのが、施設では

  • 起床時間
  • 食事時間
  • 就寝時間
  • レクレーションの時間

などが、綿密に決められています。

隣の部屋の音がうるさくて眠られなかったから、朝寝坊をしないといけなくとも、起床時間は決まっていて、朝起きて食事をするのに、ホールにいかないといけません。

食事にしても決められた時間に、用意されたものを食べる、自分の好きな味付けではないというのもあります。

食堂で自分の席も決められ、隣に気の合う人ならいいのに、そうでない時もあります。

近所付き合いみたいなもので、合う合わないがありますので、合わないと割り切りが難しいなどはあります。

【施設のメリット】

最大の施設のメリットは、健康を管理してもらえることです。

食事は、栄養管理士さんが作った、栄養バランスの良い食事です。

施設の食事を食べることで、いままで足りなかった栄養素もしっかりと摂ることができて、体調の改善になるというこも期待できます。

糖尿病の方など、それぞれの体調に応じて、食事対応をしている施設もありますので、いまままで家にいて、好きなものを食べていた場合には、制限のある食事をできます。

それに、入浴の介助もあり、転倒の心配もありません。

管理人の母は、おやつを食べることが多く、それで食事時に食欲がないというのが、気になっていました。

その点、施設でなら、おやつの制限もしてもらえます。とても安心です。

【施設での窮屈な面】

メリットとデメリットがあるなか、メリットをみて生活ができれば、施設の生活も快適になるのでしうが、頭の切り替えがし難いと嫌な面を見がちです。

母は膝が悪く椅子からの立ち上がりや、歩行が困難です。

歩行には歩行車を使って移動し、靴も滑り止めの付いた靴を履いています。

部屋の中にはトイレがついていて、夜間にちょっと隣のトイレに行くときに、スリッパを履いて行きたいのが、スリッパ使用は禁止されています。

実際にスリッパの移動は、転倒の原因です。

そんなところはある意味で、面倒なことを強制するとも思われがちですが、転んでからは遅いのが実際のところです。そうなれば、安易な方法をとったことで大きな後悔をするこのとなります。

そこを強制されてと感じると、デメリットに思えるようです。

母の入居後の生活を振り返って

後から聞いたら、母は夜に入所して3日間は夜に、涙がでてきたと言っていました。

確かにそうだと思います。

だんだんと体も、精神的にも自由度が少なくなり、不安になり家族やケアマネさんから薦められて、入所すると決断をしても、やはり我が家が良いと思うものなのですね。

特に、現在の高齢者の方は、管理人の母も含めて、「我が家」があり今まで一度も引っ越しをしたことがない方にとっては、施設へ行くときが初めての家の引っ越しという場合です。

そんな場合は、思入れが大きくて、どんなに施設が良くても、デメリットが多いと感じるのだと思います。

また、他の入所した方とのお付き合いで、前のお部屋の方や、食堂のお隣の方との話しは、入居状態を左右する項目と思います。

管理人の母も、最初から快適だったわけではなかったようです。

食事のホールで、外見の悪口を言われたときがあったようですが、何度かそれが続いてたまりかねた母は、言い返したということでした。

それから、その言ってきていた人からは、母に対してはもうなにも言わなくなったということでした。

自分のポジションを公の形で伝えたことで、立場が良くなったということでした。

そんな、たくましい母のことを、娘としては知ることができなかったのですが、その話しを後で聞いて、たくましいなと感心しました。

もちろん、その他に、毎日同じものを食べて飽きたというのはありますが、それでも朝起きて、食堂で「おはよう」と言える友達がいるというのは心強いことです。

誰かに「おはよう」と話しができる日常に方が、独居よりはずっと不安がないということで、母も決心がついたようです。

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まとめ

いかがでしょうか。施設の状況は色々です。

居住している場所で、選べる施設が違います。施設の建物の条件もそうですが、行っているサービスを受けるためには、費用も違ってきます。

この度母は、高いと言われているいる介護付き有料老人ホームの中、一時金がない介護付き有料老人ホームに入居できることになり、暫くたちました。

入所直後は、あまりにも寂しくて、帰りたいという思いもあったようですが、やはり入居することで、不安がとれたということでした。

自分の生活場所の選択は欲をいうときりがありません。どこかで妥協をするのも、一つの生活の考え方です。

とはいえ、いままで1ヶ所にのみに住んでいた方であれば、施設に入居するのには、勇気も決断も必要になりますが、入居してそこに馴染む努力をすることで、なくべく快適な生活ができるものと思います。

すぐに入居するのは大変ですので、在宅介護中に、リハビリテーションに通って人との交流に慣れていると、入居が楽になるとアドバイスをもらい、デイケアに通っていました。

作業療法士さんや理学療法士さんがマッサージすると、その後は、パーキンソンの患者でもその後は歩けるようになるのですね。曜日ごとに通所している方が違いますので、曜日をできれば選べればいいと思います。空いている曜日に決めても、その曜日の通所者さんの施設の雰囲気で行きたくなくなるということもあります。

値段も大きな課題です。いろいろ悩まれている方もいっらしゃると思いますが、何かのご参考になれば幸いです。

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