ラクレットチーズの食べ方!お薦めの種類~溶かし方まで詳しくご紹介

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ラクレットといえば、アルプスの少女ハイジで有名なスイスの高原の料理ですが、フランスでも冬の定番のチーズ料理です

管理人が最初にラクレットを食べたのはフランスででした。もう大分前になりますが、「チーズって焼くんだ!」と感動したのを覚えています。

ラクレットチーズはフランスのサヴォア地方で作られる、分類からすると「圧縮された生乳無殺菌タイプ」のチーズです。

圧縮され長期乾燥されてずっしりとしたチーズになります。ですので何週間かで熟成が終わるタイプのカマンベールチーズとは料理の仕方が違うのですね(^^♪

ラクレットチーズは人気のチーズです。それで「買ったけどどう食べるのが一番いいの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで、ラクレットに使うチーズの種類や溶かし方を含めた食べ方をご説明したいとます。

では、早速見て行きましょう。(^^♪

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ラクレットに使うチーズの種類は?

ラクレットは鍋と一緒で、何時間もテーブルを囲んで食べます。テーブルに置いたプレートにチーズをのせて、溶けてグツグツしてくるのを待ってジャガイモにかけて食べるのは、何故か人の気持ちを和やかにさせる、不思議な力があるものだと思います。

ラクレットに使うチーズは何種類かありますので、種類に応じで料理をするのが良いです。

ラクレットチーズの言い方でややこしいのは、「ラクレット」というのが料理の名前で、使うチーズの名前もラクレットなのです。

まず、ラクレットチーズはこのような大型の円形チーズです。

半円に切ったチーズを暖炉の前で溶かしているの場面を、アルプスの少女ハイジで目にしました。

このラクレットチーズは、初めはスイスで作られていました。

スイスのValais(ヴァレ)という山々で作られていたのが、1874年にラクレットと名前がつけられたのです(^^♪

そしてお隣のフランス側ではサヴォア地方で作られるようになりました

スイス側(緑の○)では

ヴァレのラクレットといいます。

フランス側(オレンジの○)では、

サヴォアのラクレットです。

通販でも、スイスのラクレットチーズと、フランスのラクレットチーズの両方が販売されています。スイスのもフランスのも味の違いは殆どありません。

このラクレットチーズの他に、ラクレットに使うチーズにはいくつかあります。

代表的なもので、

  • サボアのラクレット(Raclette de Savoie)
  • モルビエ     (Morbier)
  • ルブルション   (Reblochon)
  • リヴァロ         (Livarot)
  • モンドール    (Mont d’or)

があります。

それでは、それぞれのチーズの特徴についてです(^^♪

ラクレットチーズ

●【ラクレットチーズ/初めて食べて感動したチーズ】

ラクレットをするのなら、まずこのラクレットチーズをお薦めします。サヴォア地方はアルプス山脈にありますので、🐄が山で放牧されているのが特徴です。

上がカットしたラクレットチーズで下がカットしたモルビエチーズです。

今でこそ冬は外出できますが、昔は冬の間は、村に閉じこもる生活でしたので、そんな環境で長期保存をできるチーズ作りに励んだのですね。

アロマの香りがしてクリーミーで雪印のプロセスチーズのような弾力があります。長期保存のチーズなので、周りが固くなっています。それをホットプレートで焼いて溶かすので、その硬い部分に「こく」があるのですね。そして味が濃いわりには癖がありません。

このラクレットは乳牛100%で熱加工はしていませんので、風味が落ちていませんのでフルーティーです。熟成期間は3か月以上で最長3年です。現在は牛乳を加熱処理するメーカーも出てきているようです。

ラクレットチーズはウオッシュタイプ(外側を塩で洗ったチーズ)で形状は、

  • 直径が30㎝、高さが7㎝
  • 重さが6キロくらい

です。

値段が他のチーズに比べて一番安いのも魅力ですね。

【楽天市場のお薦め】↓

【フランスのスーパーでのラクレットチーズの値段】

フランスのスーパーで売っているラクレットチーズは、このようにカットしてパックになっています。

一人大体200グラムを食べます。1パックが400グラムですので、二人分で、値段が約3.5ユーロ(約450円)です。日本での値段は大体4倍です。

モルビエ・チーズ

●【モルビエ・チーズ/定番のチーズ】は、サヴォア地方の北にあるフランシュコンテ地方のチーズです。

カットしたものは上の写真を参照してください。質感はラクレットチーズと同じくらいの硬さで、真ん中の灰色の線の部分に特に味はありません。

モルビエは1801年に創作れましたが、当初は牛乳を回収するのに時間がかかり、朝に回収した牛乳を混ぜて型に入れ、埃がかからないように「灰」を上にかけて保護していました。そして灰を取って、午後に混ぜた牛乳を上に加えていました。

牛乳は熱加工はぜず、凝固させ圧縮して型に入れて取り出し、約45日間熟成させた高原のハードタイプです

真ん中の線のようなものは、当時のモルビエと同様に、植物灰の線状に見えるようにしているものです。

ラクレットチーズと同じく大型のチーズです。香りはフルーティーで酸味と苦みが程よく、柔らかくしかし弾力がある食感です。

バリエーションをつけたいと言う場合には、このモルビエがお薦めです(^^♪

形状は

  • 直径が30~40㎝、高さが5~8㎝
  • 重さが5~8キロくらい

です。

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ルブルション

●【ルブルションチーズ/クリーミィーなチーズ】はサヴォア地方のチーズです。

円形の状態

下がカットしたルブルションです。ルブルションはラクレットに比べてクリーミーです。

ルブルションの発祥の年は1501年と言われています。モルビエと同様に牛乳100%で、牛乳は熱加工ぜず、凝固させて型に入れて取り出し、乾燥させたものです。外側は塩水で洗い乾燥させたウオッシュタイプです。

ラクレットチーズと同じアルプス山脈のチーズですが、小ぶりで、ラクレットチーズほど固くなりません。保存してもクルミの香りがあり、外側は堅そうに見えますが、クリーミーで柔らかい食感です。セミハードです(^^♪

少し味がおとなしく感じられますが、クリーミーさで人気のあるチーズです。何種類も食べてみたい時には、これを加えるのをお薦めします。

形状は

  • 直径が13㎝くらい、高さが3㎝くらい
  • 重さが400グラムから500グラムくらい

です。

リバロ

●【リバロチーズ/人気のチーズ】は、ノルマンディー地方の特産物です。

これまで書いてきた3点は高原チーズですが、このリバロは「カマンベール」で有名なノルマンディー地方産です。ノルマンディーは海岸にある平野ですので、長期保存する為に作られたチーズではありません。

背が高く円形の筒状になっているタイプなので、そのままオーブンで焼いて食べられる人気のチーズです。

次のモンドールと比べられますが、ウオッシュタイプのこの黄色い周りのねっとり感がいいのですね。脂肪分が高く、柔らかいので、崩れないように外側には、「イグサ」の一種で巻かれています。味は酸味があり、食感はとろけるように柔らかいです。(^^♪

木の小箱に入っていますので、そのままオーブンで焼けますし、テーブルに出したときにオシャレ感がありますよ。そのままスプーンですくってジャガイモにかけます

モンドールと比べれば安いです。。。

オーブンで焼く場合は、白ワインをスプーン一杯かけて、約200度で約30分で焼いて出来上がりです。

形状は、

  • 直径8㎝から20㎝で、
  • 重さは200グラムから1.2キロ

です。

モンドール

●【モンドールチーズ/高級なチーズ】は、サヴォア、ジュラ地方のチーズです。

モンドールの発祥は1280年と言われています。冬にだけ出回るチーズで、チーズの生産家は、春夏にモルビエを作り、冬にこのモンドールを作るというようにしています。

リバロと同様に乳牛100%で、牛乳は熱加工はぜず、凝固させて型に入れて取り出し、乾燥させたものです。外側は塩水で洗い乾燥させたウオッシュタイプです。

モンドールは、「トウヒの木」で作った薄い箱に入っており、トウヒの木の皮を薄く切ったものを、チーズに巻いて、箱の中に入れます。トウヒの香りがチーズに移るのがこのチーズの特徴です。味は少し酸味があり、白ワインと焼かれてフルーティーになります(^^♪

ラクレットといえば、一番最初のラクレットチーズをお薦めしました。しかし少し高めですがこのモンドールも、冬限定品ですのでお薦めのチーズです。

木の小箱に入っています。

形状は、

  • 直径11㎝~33㎝で、
  • 重さ480グラム~3.2キロ

です。

オーブンで焼く場合は、箱にセロハンがついていれば、剥がして、チーズの真ん中にスプーンで穴を開け、白ワインをスプーン2杯をかけて、約180度で約30分焼いて出来上がりです。

モンドールは、外側のセロハンをとり、真ん中にスプーンで小さな穴を開け、白ワインをスプーン2、3杯かけます。

180度で30分オーブンで焼くとこの位ふっくらと焼き上がります。アルミ箔で覆わなくても、箱は焼き崩れません。

ラクレットチーズに比べて、かなり柔らかいです。熟成期間が短いぶん水分が多いのです。

モンドールチーズは味がライトで繊細です。付け合わせのジャガイモも、粘りのある甘味がある、このような赤色(中は黄色)のジャガイモなどがお薦めです。

食べきらないで残れば、また蓋をして翌日にワインをかけてまた15分位オーブンで温めればいいですね。

【フランスのスーパーでのモンドールの値段】

フランスのスーパーで売っているモンドールのチーズは、このように丸形の木箱に入っています。

1箱が545グラムで、値段が約6.9ユーロ(約900円)です。日本での値段は大体7倍です。

単純に値段だけを比べると、モンドールが高くなっていますが、フランスのスーパーでも1箱で2000円もしているものがありますので、値段が高くても売れる品物と言えるでしょう。

食べ方は?

フランスの家庭用のホットプレートは、このようなミニプレートが主流で、こんな感じで焼きます。↓

自分のお皿に、皮を剥いたジャガイモと、好きなハムやサラミを乗せます。チーズが温まってトロトロになったらジャガイモの上にかけて食べます。

ホットプレートがない場合は、卵焼き用フライパンでもこんな感じで温められます。

付け合わせは、生ハムがメインです。その他に、サラミなどもあります。

上が生ハム、下がサラミです。

生ハムだけだと、予算もかさみますので、生ハムは少しにして白いハムや、ソーセージなども付け合わせにしてOKです(^^♪ その他に、野菜もプレートの上で焼いたりもできます。

生ハムも一緒にプレートで焼くこともできますが、生ハムを焼くと風味が落ちますので、管理人は、チーズだけを焼いてジャガイモにかけて、後で隣に生ハムを添えて食べます。

冬の間は体が温まる料理が食べたいですね。体が温まる料理といえば、チーズ料理のラクレッとチーズ・フォンデュです(^^♪ パリ市内にはチー...

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お薦めのワイン

【チョイス1】チーズがサヴォア地方ですので、ワインもサヴォア地方のワインで合わせても良いですね。軽めのワインで、フルーティーです。

サヴォアの白ワイン

【チョイス2】先ほどの真ん中に黒っぽい線が入ったモルビエチーズがある、フランシュコンテ地方の特産の黄色いワインがあります。その名もジュラ地方の「黄色いワイン Vin jaune」と言います。

この黄色のワインには癖があります。好みで飲み難いと感じる人もいます。保存期間が長く、熟成して深みが出てきます。

ヴァン・ジョーヌの白ワインというより黄色のワイン

【チョイス3】ボージョレー・ヌーボーは11月にのみ出回りますが、ヌーボーがついていない「ボージョレー」は通年で売っている軽めの赤ワインです。

ボージョレーの赤ワイン

チーズとボージョレーのフルーティーさが醸し出す協奏曲をどうぞ(^^♪

【チョイス4】リバロは脂肪分が高いノルマンディーのチーズなので、赤ワインでも渋みのないボージョレーは合いませんので、濃い目の

  • ボルドー
  • 南仏のカオール
  • スペインワイン

などがお薦めです。

脂肪分の多いチーズには、しっかりタンニンのあるワインで合わせてください(^^♪

現在フランスから日本にも様々な食べ物が輸入されています。しかし、フランスでは有名なのに、日本では紹介されていない食べ物や飲み物もあります。 ...

食べきれないチーズの保存方法

保存は冷蔵庫なら2、3週間。冷凍なら3か月は大丈夫です。

冷蔵庫で保存する場合は匂いがつきますので、匂いが移っても大丈夫な物の横に置く方が良いです。

翌日に食べられるようであれば、残りのチーズをトースターで、パンとチーズと焼いただけでも美味しいですね。

ラクレットのチーズの量ですが、一人で大体200グラム位食べてしまいます。チーズが安く手に入れば別ですが、楽天の通販で値段は1キロで大体6000円です。

1キロを買って人数分量を計算して、小分けにして食べない分はラップに包んで冷凍保存すれば、何回かで楽しめて良いと思います。

部屋に臭いがこもったら

なおラクレットをすると部屋に臭いがこもり、臭くなります。

食べている間は匂いを感じませんが、翌日に外出して家に戻ってくると「臭い」と感じます。

ラクレットチーズは熱処理をしないで作った「圧縮された生乳無殺菌タイプ」のチーズで、それを長時間プレートで直接焼くので、チーズが持っている香りが焼いている間に臭いになるのですね。

これはラクレットチーズに限らず、どのチーズでも、長時間プレートで焼けば臭いが部屋につきます。

チーズフォンデュという料理もありますが、プレートで焼かないので、その分臭いも少ないですが、それでも臭いはあります。

でも大体2、3日で無くなります。窓を開けて空気を入れ替えれば臭いは早くなくなります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • サヴォアのラクレットチーズ(Raclette de Savoie)
  • モルビエチーズ      (Morbier)
  • ルブルションチーズ    (Reblochon)
  • リヴァロチーズ          (Livarot)
  • モンドールチーズ     (Mont d’or)

ラクレット料理に、5種類のチーズをご紹介しましたが、ラクレットチーズが一番値段も手ごろで、食べやすいと思います。

ラクレットチーズはフランスチーズのうちなも、「圧縮された生乳無殺菌タイプ」のチーズで、ぎっしりとした生乳を感じられるチーズです。

ホットプレートで焼いている間に、クルートという外側の固い部分が溶けるのが何とも言えなく、管理人は好きなのです(^^♪

ラクレットは非常に簡単に作れる料理ですが人気のある料理です。部屋が臭くなっても、美味しいものは食べたいです。高原で出来たチーズの魅力を是非どうぞ!

フランスチーズの分類と種類については、こちらの記事をご参照ください♪↓

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